大和屋暁オーナーが中山記念に登録している、

ジャスタウェイについて。

大和屋オーナーは、映画監督や脚本家として、

「ルパン三世」や「元祖天才バカボン」や「怪物くん」

など数多くのアニメ作品を手掛け、

1993年に亡くなられた大和屋竺氏のご子息で、

ご自身も脚本家として、

「ブラック・ジャック」や「銀魂(ぎんたま)」

といったアニメ作品の脚本やシリーズ構成を手掛けています。

2006年から7年間に渡り、

テレビアニメとして放送された「銀魂」は、

昨年の7月6日(土)から全国の映画館で、

「劇場版銀魂完結篇・万事屋よ永遠なれ」が公開されており、

同作は、初めの2日間だけで22万1469人を動員、

興行収入2億8185万9900円という素晴らしい数字を記録し、

公開から1ヶ月後には、

早くも観客動員数が100万人を突破しておりました。

更に、

昨年の12月18日(水)に発売された

この映画のDVDとブルーレイディスクも、

好調な売り上げを記録しているようですから、

同シリーズの脚本を手掛けた大和屋オーナーは、

「誰もが認めるヒットメーカー」と言えます。

大和屋オーナーは、JRAの個人馬主となる前から、

「超」が付くほどの競馬好きだったようで、昔から、

ご自身の作品に競馬のシーンを多く取り入れている上、

「社台レースホース」の会員として、

出資馬ハーツクライが2005年の有馬記念を勝っており、

同馬が制した2006年のドバイシーマクラシックでは

口取りに参加しておりました。

また、「社台レースホース」への出資は続けており、

最近の主な出資馬の中には、

2010年の東京スポーツ杯2歳Sで2着に入った

リフトザウイングス(父ハーツクライ)などがいるようです。

なお、

大和屋オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2011年からで、

それから現在までに3頭を所有しており、

中山記念に登録しているジャスタウェイを含めて、

3頭全てが「ハーツクライ産駒」という事実から、

ハーツクライに対する思い入れが、

非常に強いのは間違いありません。

そして、初の所有馬であるジャスタウェイは、

2012年のアーリントンCを制し、

大和屋オーナーに「初の重賞勝ち」をもたらした上、

昨年の天皇賞・秋を制し、

「初のGI勝利」をもたらしてくれました。

ただ、私は大和屋オーナーがこれまでの結果に満足せず、

ジャスタウェイを登録している中山記念では、

1着賞金6000万円(馬主の取り分は8割の4800万円)

を全力で取りにくると私は見ております。

何故なら、先ほど記した通り、

大和屋オーナーは現在、計3頭を所有しておりますが、

ジャスタウェイ以外の2頭は、

オツウ(牝4歳)→12連敗中

パンデモニウム(牡3歳)→デビューから2連敗中

という状況で、全くと言っていいほど賞金を稼げていないのですから。

ジャスタウェイは、このレースの後、

3月29日(土)の「ドバイデューティフリー」に

出走する予定となっているため、

「中山記念は叩き台」という見方もできますが、

先ほど記した状況を踏まえると、

「まず、ここを全力で勝ちにくる」

と見込んでいます。

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