7/20(土)函館11R
函館日刊スポーツ杯で

西山茂行オーナーが使ってくる

ニシノビークイック。

西山オーナーは、

ニシノフラワーや、

セイウンスカイといった、

強い馬を何頭も生産していた

「西山牧場」の創業者
西山正行氏(故)の息子さんです。

茂行オーナーは、

2004年に正行氏が亡くなられた後、

ゴルフ場やリゾート施設などを運営する

「西山興業株式会社」の

代表取締役社長となって、

「西山牧場」の経営も引き継ぎ、

本格的に馬主としての活動を始めていますが、

最近では、

鵡川にあった生産の拠点を

「ダーレー・ジャパン」に譲り渡したこともあり、

セールで馬を落札する機会が目立つようになっていますし、

「セレクトセール」では

2頭を2800万円で落札していました。

そして西山オーナーは、

先週のレースに全部で9頭を出走させていて、

これらの馬達には、

「セレクトセールで使った資金を回収して欲しい」

という思いを込めていたのでしょうが、

実際の成績は

「9戦1勝2着1回」というもので、

獲得賞金は、

「セレクトセール」で使った金額の

半分にも満たない943万円でした。

ですから、

「今週こそ、セレクトセールで使った
資金をキッチリ回収したい」

と考えて、持ち馬を預けている厩舎に

勝負懸かった指示を出している事でしょう。

1着賞金1740万円
(馬主の取り分は8割の1392万円)の

函館日刊スポーツ杯に出走させる

ニシノビークイックは、

「間違いなく勝負懸かり」

と見ておくべきです。

最終追い切りについても、

「気合い乗りも上々、
前走の時よりも明らかに状態は上」

という事で、

いいレースが期待できそうです。