星野壽市オーナーが中山記念に登録している、

アユサンについて。

星野オーナーの本業は群馬県高崎市に本社を構え、

鉄スクラップの加工処理や、

住宅用基礎鉄筋ユニットの製造・販売などを手掛けている

「三栄商事株式会社」の代表取締役です。

1964年、高崎市の堰代(せきしろ)町で創業した同社は、

1967年、同市の高関町に本社を移転し、

それと同時に本格的な鉄スクラップの加工処理業を手掛けるようになり、

1980年、現在の場所に本社を移転しております。

そしてその後は、

1984年→関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立、
住宅基礎鉄筋ユニットの製造を開始

1994年→群馬県佐波郡に「玉村工場」を新設

1996年→本社のすぐ近くに「倉賀野工場」を新設

2001年→自社製品の住宅用基礎鉄筋ユニット
「ミレニアムベース」が日本建築センターの評定取得(以後3度更新)

2006年→ベトナムのダナン市に「サンエイベトナム」を設立

2010年→関連会社の「株式会社東北サンジョウ」(宮城県加美郡)を設立

といった形で順調に規模を拡大しており、

「2012年10月期」には、「本体」の「三栄商事株式会社」だけで

「売上高77億2532万円」という素晴らしい数字を残しておりました。

また、同社は2004年に、群馬県が産業の更なる発展のために定めた、

「1社1技術」の対象企業に選定されておりましたので、

代表取締役を務めている星野オーナーは、

「地域の発展に大きく貢献している人物」と断言できるでしょう。

馬主としての星野オーナーは、

まず地方競馬の北関東でキャリアをスタートさせ、

JRAでは、1998年頃から馬を走らせていて、

これまでに50頭近くを所有しております。

なお、一昨年までの星野オーナーは、

重賞を勝てない状況が続いていましたが、

昨年は、アユサンで桜花賞を制し、

「初の重賞勝ちが牝馬クラシック」

となりましたので、オーナーのこの馬に対する思い入れが、

非常に強いのは間違いありません。

更に、桜花賞当日の星野オーナーは、

総勢18名の応援団を結成して、

地元の高崎から阪神競馬場まで応援に行っていたそうですから、この時は、

「周りにいいところを見せられて本当に嬉しい」

という喜びを、心の底から感じたことでしょう。

ただ、

アユサンはその後、オークスで4着に敗れてしまい、

尚且つ、

ローズSに向けた調整中に脚部不安を発症して

休養を余儀なくされたため、

中山記念が10ヶ月振りの実戦となります。

そして、「稼ぎ頭」のアユサンが休養していたことが響き、

星野オーナーは、昨年の8月11日(日)に3歳未勝利を

メロディフェアで制してから現在まで

「所有馬が23連敗中」となっているため、

今は間違いなく、

「アユサンを使う中山記念で連敗を止めたい」

と願っている筈です。

これらの理由から、

「注目すべき存在」と見込んでおります。

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