佐々木主浩オーナーが阪神Cに登録している、

マジンプロスパーについて。

佐々木オーナーが競馬の世界に足を踏み入れたのは、

道営競馬の馬主資格を取った2006年のことで、

最初の所有馬には、

現役時代の決め球から引用した

「ミスターフォーク」

という馬名を付けていました。

そして佐々木オーナーは、

2007年にJRAの馬主資格を取得していますが、

そのきっかけは、たまたま鮨屋で会った

「アドマイヤ」の近藤利一オーナーから、

様々なアドバイスを受けたことだそうで、

初めてJRAで所有した馬は、

近藤オーナーの冠名と、

佐々木オーナー自身の代名詞である

「大魔神」からとった馬名の

「アドマイヤマジン」でした。

また、佐々木オーナーの所有馬は、

一昨年まであまり活躍していなかったものの、

昨年はマジンプロスパーで制した

CBC賞と阪急杯、

ヴィルシーナで制したクイーンC

という重賞3勝を上げ、

一昨年は9011万円だった獲得賞金が、

その3倍以上となる

3億1442万円となっていました。

ただ今年は、

ヴィクトリアマイルをヴィルシーナで制し、

CBC賞をマジンプロスパーで制しているものの、

その後は2頭ともに勝てていないことと、

他の馬がさほど活躍できていないため、

先週までの獲得賞金は2億2086万円と、

昨年の数字をまだ1億円近くも下回っています。

その上、

10月6日(日)の2歳新馬を

ヴォルシェーブで勝ってから、

連敗が「10」に伸びているため、

今の佐々木オーナーは、

1着賞金6500万円
(馬主の取り分は8割の5200万円)

の阪神Cに登録しているマジンプロスパーに対して、

「賞金を稼いで欲しい」

という思いと、

「連敗を止めて欲しい」

という思いを懸けている筈です。

そこで、

私が佐々木オーナーの立場であれば、

この馬を預けている中尾秀正調教師に対して、

渾身の勝負仕上げを依頼するのは間違いありません。

よって、

実際に厩舎がどう仕上げてくるのかを、

最後まで確認してまいります。

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