領家調教師が朝日杯FSに登録している、

ニシノデンジャラスについて。

1981年に厩舎を開業した領家調教師は、

ワンダーパヒュームで勝った
1995年の桜花賞と、

セイウンワンダーで勝った
2008年の朝日杯FSの

2つのGIを入れて、

これまで重賞は20勝を上げていますし、

過去5年も、

2008年→33勝
収得賞金5億5965万0000円

2009年→31勝
収得賞金7億9343万6000円

2010年→26勝
収得賞金6億1655万6000円

2011年→37勝
収得賞金6億2133万5000円

2012年→29勝
収得賞金5億1708万4000円

としていて、先週まででJRA通算

801勝を上げているように、

「乗り役から調教師になって大成功だった」

と言えるでしょう。

そして領家調教師は、

今月の29日(日)で70歳となる為、

来年の2月一杯で定年となりますが、

今も37頭も預けてもらっていることから、

「厩舎に馬を預けてくれた馬主さん達に、恩返しをしたい」

という思いで、

最後の最後まで全力を尽くすのは間違いないでしょう。

ただ、

前述した通り、師の厩舎はこれまでに、

重賞で20勝を上げていますが、

2011年の函館2歳Sをファインチョイスで勝ってから、

重賞からはご無沙汰になっていて、

先週までで重賞での連敗が「45」まで伸びている上、

2008年の朝日杯FSをセイウンワンダーで勝ってから、

GIの勝ち星も丸6年もありません。

そのため今の領家調教師は、

「引退前にもう一花咲かせたい」

という思いを持っとる筈で、

今週、朝日杯FSに登録しているニシノデンジャラスには、

「何が何でも勝って欲しい」

という願いを懸けているのは間違いないでしょう。

今回が門別からの転厩緒戦となる為、

ほとんど注目されないでしょうが、

今回は、

領家調教師が一発を狙って勝負を懸けてきた

と判断するべきでしょう。