岩戸孝樹調教師が阪神ジュベナイルFに使う

スイートガーデンについて。

岩戸調教師は1982年に「第1期生」として

競馬学校の騎手課程に入り、

1985年に山崎彰義師のところから

乗り役としてデビューしました。

そして、2000年の2月に調教師の試験に受かり、

その年の3月に乗り役を引退し、

その後、技術調教師研修などを経て、

2002年の3月に定年を迎えた

山崎師の厩舎を引き継ぐ形で開業しています。

ちなみに、

競馬学校の騎手課程を卒業した乗り役で、

調教師となったのは彼が初めてです。

岩戸調教師は初めの年こそ、

レースに使った頭数が少なかったため

7勝という結果でしたが、

2003年が14勝、

2004年も同じく14勝といったように、

徐々に勝利数を増やしていて、

2007年には、フサイチアソートを使った

東京スポーツ杯2歳Sで初めて重賞を勝ち、

2008年にも、ゲットフルマークスを使った

京王杯2歳Sを勝ちました。

ただ、彼のところは、

その京王杯2歳Sを勝ってから今まで、

ナンシーシャインが2着に入った今年のフィリーズレビューなど、

惜しいレースはいくつかあったものの、

重賞を勝てない状況が続いていて、

今では重賞の連敗が「35」まで伸びています。

ですから今の岩戸調教師は、

「そろそろ重賞の連敗を止めたい」

と考えている筈で、しかも、

スイートガーデンが阪神ジュベナイルFを勝てば、

重賞の連敗を止められるだけではなく、

彼にとっては「初めてのGI勝ち」にもなるのです。

そこで、私が岩戸調教師でしたら、

阪神ジュベナイルFに使うスイートガーデンは、

後のことを考えないでメイチに仕上げますし、

最終追い切りも、

「岩戸調教師がメイチに仕上げてきた筈」

と感じるものでしたから、

前走のファンタジーSでシンガリ負けだったからと言って、

安易に「消し」と判断しないで、

馬券の中でどう扱うのかを、

最後まで念入りに検討するべきだと考えています。

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