嶋田賢オーナーが浜松Sに出走させる、
セイクレットレーヴについて。
嶋田賢オーナーの本業は、
千葉県の銚子市にある
「医療法人積仁会・島田総合病院」の院長です。
JRA馬主としての嶋田オーナーは、
既にキャリアが30年を超えている大ベテランで、
これまでに70頭ほどを所有しており、
その中の代表的な存在と言えばやはり、
昨年のヴィクトリアマイルを勝つなど、
これまでに4億4396万円の賞金を獲得している
ホエールキャプチャです。
この馬の活躍により、
過去2年の嶋田オーナーは、
2011年→6勝・獲得賞金2億3989万円
2012年→6勝・獲得賞金2億1583万円
という成績を残しておりました。
しかし、今年に入ってから先週までは、
ホエールキャプチャで重賞を1勝しているものの、
他の馬があまり活躍できていないため、
獲得賞金が「1億6204万円」と、
昨年より5000万円以上も少ない数字に留まっております。
よって、現在の嶋田オーナーは、
「年末までに少しでも多くの賞金を稼ぎ、
昨年の数字にできる限り近付けたい」
と強く願っていることでしょう。
また、
稼ぎ頭のホエールキャプチャは放牧に出されており、
復帰の予定は来年以降となっておりますので、
今はきっと、
「他の馬で多くの賞金を稼ぎたい」
という思惑も抱いている筈です。
そして1着賞金1580万円
(馬主の取り分は8割の1264万円)の浜松Sに、
現在の所有馬の中で、
2番目に多くの賞金を稼いでいる
セイクレッドレーヴを出走させますので、
「明らかに勝負懸かり」と見ておりました。
最終追い切りに関しても、
「ここに向けて、厩舎が念入りに仕上げてきた」
と感じられる内容だったため、
この馬を「重要な存在」と見ております。
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