「錦岡牧場」が京阪杯に登録している、

ハノハノについて。

知っている方も多いと思いますが、

「錦岡牧場」は1955年、

土井重雄さんが苫小牧市の錦岡で始めた老舗で、

1979年、新冠町に移って、

今は先代の重雄さんから引き継いだ睦秋さんが代表です。

ここの代表的な生産馬と言えばやはり、

1992年と1993年の安田記念と、

1993年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンゼファーで、

引退して種牡馬入りするまでに

6億円近い賞金を稼いだこの馬は、

今でも「功労馬」として「錦岡牧場」にいます。

ちなみに、京阪杯に登録しているハノハノは、

種牡馬の輸入や競走馬の売買代行などをやっている

「株式会社LEX」が、

「JRAの個人馬主資格をお持ちの方」

に出資を呼び掛ける、

「LEX・PRO」の募集馬です。

「錦岡牧場」の生産馬であるハノハノが

「LEX・PRO」で募集された理由は、

「株式会社LEX」を立ち上げたのが、

「岡田スタッド」の代表である岡田牧雄オーナーと、

「錦岡牧場」の代表である土井睦秋オーナーと、

吉田照哉オーナー、吉田勝己オーナーの

4名だったからなのでしょうね。

また、

「LEX・PRO」が「2011年産の募集馬」

と発表したのは全部で38頭いますが、

出資状況を確認してみたところ、

既に満口になっているのは23頭、

販売終了となっているのが10頭で、

「受付停止」となっていた2頭を除く残りの3頭は、

今も出資を受け付けています。

しかも、「LEX・PRO」では、

11月14日(木)に、
「メリッサの2012」(牝・父マンハッタンカフェ)

【一口198万円×10口の総額1980万円】など、

全部で20頭いる「2013年度募集馬」を発表したばかりで、

12月9日(月)まで「前期募集」を行い、

12月10日(火)からは通常募集を行いますので、

今は関係者達が、

「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
出資を検討している馬主さん達に対して、
【LEX・PROの募集馬は走る】
という印象を与えたい」

と考えているのは間違いないでしょう。

そこで、私が「LEX・PRO」の関係者でしたら、

京阪杯に登録しているハノハノについては、

この馬を管理している西園調教師に対して、

後のことを考えない渾身の勝負仕上げをお願いしますので、

実際に厩舎がどう仕上げてくるのかを、

じっくりと確認していきます。

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