金鯱賞で気になる存在と見ているのは

飯塚知一オーナーが登録している

ダークシャドウです。

飯塚オーナーは、東京都大田区に本社を構えている、

「株式会社シンコー」の代表取締役です。

1941年に創業された同社は、輸送荷物の梱包といった物流事業を主に手掛けており、

現在は、東京競馬場の近くにある「府中営業所」や、

大井競馬場の近くにある「東京港営業所」など、全国10ヶ所に拠点を構えています。

また、海外にも積極的に事業を展開している同社は、

中国の上海市に3ヶ所の物流工場を有している上、

今年の7月には、マレーシアのクアラルンプールに「マレーシア地域事務所」を新たに開設するなど、

現地の物流業界に於いても重要な役割を担っているそうで、現在は、

200名近くの従業員を擁していますから、同社の代表である飯塚オーナーが、

「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。

更に同社は、東京都港区の南麻布に「中華料理店・花椒庭」を出店しており、

中国式のしゃぶしゃぶ「火鍋」が好評で、ゆっくりと食事ができるように、

お座敷や洋室などの個室を完備しているそうですから、飯塚オーナーは、

異なる業種でも優れた経営手腕を発揮している人物だと言えます。

そして、JRA馬主としての飯塚オーナーは、20年以上のキャリアを誇る大ベテランでして、

現在は、「新潟馬主協会」の会長を務めており、過去の代表的な存在としては、

2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年の中山金杯と、

2010年の中京記念を制したシャドウゲイトが挙げられ、

現役の代表的な存在としては、

2011年のエプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどが挙げられます。

また、2011年の飯塚オーナーは、ダークシャドウの活躍などにより、

今までで最高となる2億8777万円の賞金を獲得していましたが、翌年以降は、

2012年→1億7205万円
2013年→1億7041万円

と、立て続けに獲得賞金が減っています。

そのため、今年は飯塚オーナーが、「少しでも2011年の成績に近づけたい」と考えていた筈ですが、

先週までの時点で、「9勝・獲得賞金1億7929万円」という成績となっており、

まだ2011年の数字より1億円以上も少ない状況です。

また、飯塚オーナーは、13頭の現役馬を所有しており、その内の「稼ぎ頭」は、

これまでに3億7526万円の賞金を獲得しているダークシャドウですが、

この馬は2011年の毎日王冠を勝ってから、

「16連敗中」となっており、3年以上も勝てていません。

よって、現在は飯塚オーナーが、「何としてもこの馬の連敗を止めたい」と考えている筈ですから、

1着賞金6000万円(馬主の取り分は8割の4800万円)

の金鯱賞にダークシャドウを登録するにあたっては、飯塚オーナーが、

この馬を管理している堀調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示していると見ておりました。

そして、最終追い切りの内容を確認したところ、

「レースで乗る予定のムーア騎手がポリトラックにいれて、
全体が66秒1、終い1Fが11秒8という時計を出していました。
一杯に追った訳ではありませんでしたが、まずまずの時計を出して
いましたし、動きに重苦しさはありませんでしたから、この馬の力
を出せるデキに仕上がったと判断していいでしょう。」

というものでした。

先述した通り、ダークシャドウは、「16連敗中」となっており、

3年以上も勝てていませんが、この状態であれば、好レースが期待できそうです。

そのため、この馬の上位入線を期待しています。


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