福島記念にダイワファルコン、
マイルCSにダイワマッジョーレを登録している、
大城敬三オーナーについて。
「ダイワ」の冠名でお馴染みの大城敬三オーナーは、
「大和商事株式会社」の代表取締役会長です。
千葉県の習志野市と市川市と船橋市にある「ニュー後楽園」や、
千葉市と船橋市にある「アスワン」など、
千葉県内に計8店舗のパチンコホールを展開しています。
また同社はその他にも、
自社ビルの貸しテナント事業や、
本社ビルの3階にある書籍販売店「BOOKS昭和堂」や、
同4階にある囲碁クラブ「本因坊」や、
習志野市などに計4店舗ある「カフェ・シャローム」や、
麻布十番などに計3店舗ある「もつ焼き坊っちゃん」など、
様々な事業を展開している上、
今年の5月11日(土)には、イタリアで
「ヘルシージェラートの代名詞」と言われている
「yogorino(ヨゴリーノ)」の販売店舗を、
自社ビルの2階にオープンしています。
よって、
このように積極的な事業展開を行っている大城オーナーは、
「やり手の経営者」と言えるでしょう。
JRAの馬主としても成功を収めている大城オーナーは、
馬主名義を「大和商事株式会社」としていた時期も含めると、
馬主キャリアが25年以上に及んでおり、
これまで、ダイワメジャーで制した
2006年と2007年のマイルCSや、
ダイワスカーレットで制した2008年の有馬記念など、
「GIレース10勝を含む重賞37勝」
という素晴らしい実績を残しております。
また、大城オーナーと言えば、
これまで毎年のようにセールで馬を購入しており、
過去5年間も、
□2008年→「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」において、
3頭を8350万円で購入
□2009年→「セレクトセール」において、
5頭を1億1900万円で購入
□2010年→「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」において、
4頭を9150万円で購入
□2011年→「セレクトセール」において、
2頭を8200万円で購入
□2012年→「セレクトセール」において、
2頭を7500万円で購入
と、計16頭に4億5100万円の資金を投じていました。
そして今年も、
「セレクトセール」
→5頭を1億0900万円で購入
「HBAセレクションセール」
→1頭を700万円で購入
「HBAサマーセール」
→1頭を640万円で購入
と、計7頭に1億2240万円の資金を投じています。
よって、大城オーナーは上記のセール以降、
「セールで使った分を、所有馬に稼いでもらいたい」
と考えていた筈で、実際、
「HBAサマーセール」終了後から先週までの成績は、
「5勝・9147万円獲得」となっていますが、
馬主の取り分は8割の7317万円となりますから、
まだセールで使った資金の6割しか回収できていません。
しかし、
ダイワファルコンが優勝賞金4000万円の福島記念を、
ダイワマッジョーレが優勝賞金1億円のマイルCS勝てば、
その内、「馬主の取り分」にあたる
8割の1億1200万円を得られ、
セールに投じた資金の回収を一気に終えることができる為、
前者を管理している上原調教師と、
後者を管理している矢作調教師に対して、
渾身の勝負仕上げを依頼している筈です。
そこで、実際の状況がどうなのかを、
当日まで念入りに確認していきたいと思います。
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