「株式会社ダノックス」が天皇賞・秋に登録している、
ダノンバラードについて。
「株式会社ダノックス」の代表者である野田順弘氏は、
会計ソフト「勘定奉行」でお馴染みの
「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、
奥様の野田みづきオーナーが、
同社の相談役を務めているのは、
ご存知の方も多いと思います。
2000年頃からJRAで馬を走らせ始めた野田オーナーは、
2002年から所有名義を法人の
「株式会社ダノックス」に変更しており、
これまでの代表的な存在としては、
2008年のファルコンSを制した
ダノンゴーゴーや、
2010年のNHKマイルCを制した
ダノンシャンティや、
2010年の富士Sを制した
ダノンヨーヨーや、
2010年のラジオNIKKEI杯と
今年のアメリカJCCを制した
ダノンバラードや、
2012年のシリウスSを制した
ナイスミーチューや、
今年の京都金杯と富士Sを制した
ダノンシャーク
などが挙げられます。
また、
野田オーナーと言えば、
奥様の野田みづきオーナーとご夫婦揃って、
毎年のように「セレクトセール」で高額馬を購入していて、
今年の同セールでも、
順弘オーナー→「株式会社ダノックス」の名義で
17頭を6億8200万円で購入
みづきオーナー→ご自身の名義で
8頭を3億7100万円で購入
と、お二人で計25頭に
総額10億5300万円の資金を投じていました。
ただ、
「セレクトセール」以降から先週までの
「株式会社ダノックス」と、
野田みづきオーナーの持ち馬の成績は、
「株式会社ダノックス」
→8勝・獲得賞金1億9501万円
野田みづきオーナー
→1勝・獲得賞金6797万円
と、ご夫婦合わせて獲得した賞金は
セールで使った資金の4分の1程度にあたる
2億6298万円という状況ですから、
現在は間違いなく、
「セールで使った資金を早く回収したい」
とい思いを抱いている筈です。
その為、
1着賞金1億3200万円
(馬主の取り分は8割の1億0560万円)
の天皇賞・秋に登録しているダノンバラードについては、
管理している池江調教師に対して、
オーナーから「メイチの勝負仕上げの指示」
が出ている可能性が高いと見ていました。
調教の様子を確認してみると
休み明けだった前走のオールカマーを使われた上積みは
かなり見込めそうですし、
「宝塚記念で2着に入った時の状態に仕上がった」
と見て差支えないと思います。
この馬が馬券に絡んでくる可能性が十分にあるのでは?
と見られていますので、
最後まで精査してまいります。
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