曽我司オーナーが仁川Sに出走させる、

ミヤジタイガについて。

曽我オーナーは、1974年に日本大学の医学部を卒業しており、

それから1980年頃までは、「福岡大学病院」の精神神経科に勤めていて、

現在は、「萩崎クリニック」(福岡県北九州市)の院長を務めています。

同クリニックには、心療内科と精神科と内科があり、通常の診療に加え、

健康診断や生活習慣病の検診なども積極的に行なっており、

平日は忙しくて通院できない方のために、土曜日も診療を行っております。




更に曽我オーナーは、「社会福祉法人・薫会」の理事長も務めていて、

同会では、「萩崎クリニック」に隣接している特別養護老人ホーム・「北九州シティホーム」を運営しており、

こちらでは、入居者が退屈しないように、様々なクラブ活動が行われているそうで、

中でも、生け花、書道、カラオケ、折り紙、囲碁、麻雀などが人気だそうです。

施設の建物は4階建てで、敷地面積が500坪もあり、

最大で88名の受け入れが可能で、通常の「デイサービス」に加えて、

自宅介護を行なうご家族のため、一時的に入所を受け入れる「ショートステイサービス」も行っており、

尚且つ、理事長を務めている曽我オーナー自らが、定期的に入所者の精神カウンセリングを行っているそうですから、

地域の方にとっては、「欠かせない存在」となっているのでしょう。

また、JRA馬主としての曽我オーナーは、キャリアが30年以上になる大ベテランで、

これまでに30頭以上を所有しており、2013年は、ミヤジタイガがカシオペアSを勝ち、

ミヤジエムジェイがみちのくSと袖ヶ浦特別を勝つなど、

「8勝・獲得賞金1億8054万円」という、過去最高の成績を残しておりました。

ただ、一昨年と昨年は、

2014年→3勝・獲得賞金7550万円
2015年→1勝・獲得賞金6611万円

と記せば分かる通り、「右肩下がり」の成績となっておりますので、

今年の曽我オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。




更に、これまで曽我オーナーが所有した馬の中で、

「1億3163万円」の賞金を獲得していた「稼ぎ頭」のミヤジエムジェイは、

昨年の8月28日(金)に登録を抹消されておりますので、

現在は、「その分を他の馬で稼ぎたい」とも願っているでしょう。

そして今週、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)

の仁川Sをミヤジタイガが勝てば、一気に賞金を上乗せできますので、

曽我オーナーの立場であれば、この馬を預けている岩元調教師に、

メイチの勝負仕上げを依頼するのは間違いありません。

また、最終追い切りについての報告が、

「Cウッドで一杯に追われて、6Fが81秒9、終いが11秒9
という時計を出しておりました。テンから飛ばして、体を大きく
使って走れておりましたし、仕掛けられるとすぐに反応していた
ので、11着やった前走のアルデバランSの時より、明らかにデ
キが上と見てええでしょう」

というものでしたから、好レースが期待できると考えております。


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