西川光一オーナーが白嶺S出走させる

メガオパールカフェについて。

西川オーナーの本業は、東京都千代田区にある商業施設「有楽町イトシア」の中に本社を構え、

コインパーキング・「タイムズ24」の運営などを手掛けている、

「パーク24株式会社」の代表取締役社長です。

1971年、東京都品川区の西五反田に於いて、

駐車場関連機器の製造や販売を行うために、

「株式会社ニシカワ商会」として創業された同社は、その後、

1985年→駐車場の保守・運営管理部門を「パーク24株式会社」として設立
1991年→時間貸駐車場・「タイムズ」の1号物件・「タイムズ上野」をオープン
1997年→日本証券業協会に株式店頭登録を果たす
2000年→東証一部に上場を果たす
2006年→韓国に合弁会社の「GSPark24Co., Ltd.」を設立、台湾に「台北支店」を開設
2009年→株式会社マツダレンタカーの株式を取得
2015年→関連会社として「タイムズイノベーションキャピタル株式会社」を設立

といった形で事業を拡大しており、現在は、関連会社を含めた連結の従業員数が2200名を超えるほどに成長しております。

また、同社にとって「業務の柱」である「駐車場の運営台数」と、「連結売上高」は、

2013年→43万1039台・売上高1554億2800万円
2014年→47万0675台・売上高1670億2200万円
2015年→49万9473台・売上高1796億6800万円

と、どちらも右肩上がりとなっておりますので、その代表取締役社長を務めている西川オーナーのことは、

非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているでしょう。

そして、西川光一オーナーのお父様は、

「パーク24」の先代社長であり、JRAの馬主としては、

2001年の菊花賞と有馬記念などをマンハッタンカフェや、

2000年のNHKマイルCなどを勝ったイーグルカフェでお馴染みだった西川清氏(故人)です。

お父様に続いて、西川オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、

2003年からで、それから現在までに40頭以上を所有しており、

その内、過去の代表的な存在と言えば、

2004年の地方交流G1・ジャパンダートダービーを勝ったカフェオリンポスや、

2004年のCBC賞などを勝ったプレシャスカフェといった名前が挙げられます。

そして、現役馬8頭の中で代表的な存在で言えば、

2010年のラジオNIKKEIなどを制したアロマカフェや、

昨年の阪神牝馬Sなどを制したカフェブリリアントが挙げられるでしょう。

西川オーナーが、これまでに最も多くの賞金を獲得していたのは、

カフェオリンポスがコーラルSとトパーズSなどを勝っていた2006年で、

この年の獲得賞金は「1億5943万円」(7勝)でした。

ただ、それ以降は2006年を上回ることができず、昨年も、カフェブリリアントで阪神牝馬Sを制しているものの、

獲得した賞金は「1億5417万円」(5勝)と、僅かに及ばない結果に終わっておりましたので、

今年を迎えるにあたりオーナーは、「今年は必ず2006年を上回りたい」と強く願っている筈で、

そのためには、早い時期から賞金の高い特別レースを勝っておくことが重要です。

そして今週は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)

の白嶺Sにメガオパールカフェを出走させますので、西川オーナーが、こ

の馬を管理している小島太調教師に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ております。

また、最終追い切りの内容についての報告が、

「レースでも乗るルイス・コントレラス君が坂路で強めに追って、
全体が52秒3、終いが13秒1という時計をマークしていました。
フォースマジュールをコンマ1秒追いかける形の稽古で、最後はキ
ッチリ同着していましたし、動き自体もかなり軽快なものだったの
で、力を出し切れる状態に仕上がっていると見ていいでしょう」

という内容でした。

これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と見込んでおります。


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