小倉2歳Sにハッシュを登録している、

「モハメド殿下」には先週同様、

注目しておくべきだと思っています。

アラブ首長国連邦の副大統領兼首相であり、

尚且つ、世界的に有名な競走馬管理団体

「ゴドルフィン」を設立した

世界有数のオーナーブリーダー

としても広く知られている「モハメド殿下」は、

2009年の11月に

JRAの個人馬主資格を取得し、

それから現在までに100頭近くを所有しており、

昨年は、

ミッドサマーフェアでフローラSを勝つなど

「28勝・4億2556万円」

としていましたが、今年に入ってからは

フリートストリートで先週のエルムSを勝つなど、

これまでに、

「28勝・4億5958万円」

と、既に、昨年の成績を上回っています。

その「モハメド殿下」は、

1995年の安田記念を勝ったハートレイクや、

1996年のジャパンCを勝ったシングスピールなど、

JRAの馬主資格を取る以前から、

日本のレースに持ち馬を出走させていた上、

2002年の6月には、

「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立、

2004年の9月には、

生産拠点として日高の富川に

「ダーレー・ジャパンファーム有限会社」を作り、

2008年には、

鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、

少しずつ日本での生産規模を拡大していて、

今では道内に7つの牧場を持っています。

更に、牧場を大きくするだけでなく、

「ダーレー・ジャパン株式会社」の取締役に、

「メイショウさん」こと

松本好雄オーナーの馬係をしていた

三嶋牧場の三嶋健一郎氏を迎えたように、

「良い人材を揃えたい」

という姿勢も感じられますので、

今後も順調に発展すると見込んでおくべきでしょう。

また、

「モハメド殿下」が設立した

「ダーレー・ジャパン株式会社」は、

2003年から、毎年、

日本国内の競走馬セールに生産馬を上場していまして、

2009年からは、

「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の名義で、

「HBAオータムセール」

を中心に生産馬を上場し、

昨年までの4年間で、計53頭を上場し、

主取となった計10頭を除く

43頭を総額2億4580万円で売却しています。

よって、

今年行われる「HBAオータムセール」にも、

きっと生産馬を上場することになるでしょうから、

ダーレージャパンの関係者達は、

「生産馬に活躍してもらい、馬主達に
【ダーレーの馬は走る】といった印象を持ってもらい、
高値で上場馬を売却したい」

といった狙いがある筈です。

そこで、

「モハメド殿下」の立場でしたら、

「ダーレー・ジャパン・ファーム」の生産馬で、

小倉2歳Sに登録しているハッシュには、

大きな期待を寄せ、

この馬を預けている角居調教師に対し、

メイチの勝負仕上げを依頼することでしょう。

先週のエルムSに続く

2週続けての重賞制覇の可能性も

十分ににあると見ておくべだと思います。

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