島川隆哉オーナーがNHKマイルCに登録している、

ブレイブスマッシュについて。

島川オーナーの本業は、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、

「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長です。

宮城県仙台市の中心部に本社を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、

「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、

洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、本社に加えて、

札幌から鹿児島まで、日本全国の主要都市に12の営業所を有しております。

更に同社は、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、

「杜の都ゴルフクラブ」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、

「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、

様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、

「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締を務めている島川オーナーは、

「地元経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。




また、島川オーナーは、2013年7月16日(火)に、

「エール蔵王・島川記念館」(宮城県苅田郡蔵王町)という美術館をオープンしております。

JR仙台駅からですと、高速バスで1時間30分ほどの場所にある同館には、

1993年頃から20年ほどを掛けて、島川オーナーが

「いずれ地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、

日本画家の巨匠・横山大観作の「霊峰不二」や、

日本を代表する芸術家且つ美食家として有名な北大路魯山人作の「銀彩花入」や、

フランスの代表的な芸術家の一人であるエミール・ガレ作の「バラ文彫花器」など、

世界的に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、

島川オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献している筈です。

馬主としての島川オーナーは、1998年頃からJRAで馬を走らせていて、

これまでに700頭近くを所有しており、その内、過去の代表的な存在としては、

2004年のオールカマーを制したトーセンダンディや、

2010年の中山記念を制したトーセンクラウンや、

2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、

2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。

2011年の島川オーナーは、トーセンジョーダンなどの活躍により、

重賞4勝を含む35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。

ただ、昨年は、JRAの重賞に於いて、

ブレイブスマッシュで制したサウジアラビアロイヤルCの1勝のみだったことが響き、

賞金は「5億9605万円」と、2011年を4億円ほど下回っておりましたから、

当然、今年は「必ず巻き返したい」と願っている筈です。

また、島川オーナーは、「エスティファーム」(北海道沙流郡日高町)

を所有しているオーナーブリーダーでありながら、

「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年も、

□7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」
個人名義→7頭を5億1948万円で購入
法人名義(株式会社ジャパンヘルスサミット)→2頭を1億7928万円で購入

□8月24日(月)~27日(木)の「HBAサマーセール」
個人名義→2頭を648万円で購入

と、計11頭に総額7億0524万円を使っております。




ただ、「セレクトセール」が終わってから先週までの島川オーナーは、

「364戦30勝・獲得賞金5億3283万円」という成績で、この内、

「馬主の取り分」は8割の「4億2626万円」であり、

ここからセールに投じた7億0524万円を差し引くと、

「2億7898万円」もマイナスとなりますので、現在は間違いなく、

「セールに投じた資金の回収ペースを上げたい」と強く願っている筈です。

もちろん、過去の状況を踏まえれば、島川オーナーは、

今年も多くの「競走馬セール」に参加する可能性は十分に考えられますので、

島川オーナーであれば、「資金が潤沢な状態でセールに参加するため、

早い段階から多額の賞金を稼いでおきたい」とも考えるでしょう。

したがって、今週、1着賞金9500万円(馬主の取り分は8割7600万円)

のNHKマイルCに登録しているブレイブスマッシュについては、

島川オーナーが、この馬を管理している小笠調教師に対して、

お釣りを残さない勝負仕上げを指示している可能性が高いと見るべきです。

これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と考えております。


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