桜花賞4番人気6着

アンドリエッテについて

【血統】

母アナバシュドチャームは米国ダートのマイル前後で3勝、祖母はダート10Fの米[G3]勝ち馬。近親に[G1]級はいない地味な牝系だ。母の父は菊花賞を勝ったオウケンブルースリなどのBMSでもあるが、基本はスピードタイプ。祖母の父はダノンプラチナやダノンバラードなど、ディープインパクトとは相性の良い血統だ。オークスよりも桜花賞向きだが、2400mにも対応は可能だろう。

【脚質】

直線の長いコースを最も持っていたのは間違いなくこの馬。チューリップ賞で見せた決め手の鋭さは、東京コースでどのぐらい伸びるのかとワクワクさせる。ただ一つ問題が。クイーンCを使った際に12キロ体重を減らし、ラスト伸び切れず4着に敗れた。2度目の長距離輸送となる今回、相変わらず消耗するのか、それとも慣れを見せてさほど減らす事なく力を出し切れるのか。まずは輸送をこなす事が好走の条件となりそうだ。

【状態】

小柄なディープ産駒だが、強いサンデー気質を受け継ぎどんな条件下でも末脚を繰り出してきた。ただ今年はクイーンCでマイナス12キロ、チューリップ賞は重馬場で例年以上にタフな設定となり消耗度は大。桜花賞では当週坂路で馬なりの併せ馬にセーブしたが、馬体面での上積みはなかった。一戦入魂型らしくここでもメンバー屈指の上がりをマークしたので、オークスへは疲労回復がポイント。距離延長はプラスなので当日430キロ後半なら再浮上。


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