河崎五市オーナーがオーシャンSに登録している、
ハクサンムーンについて。
河崎オーナーは、住宅の外壁リフォームを主に手掛けている、
「株式会社松下サービスセンター」の代表取締役です。
1998年に創業された同社は、現在、「北陸自動車道・金沢西インター」のすぐ近くに立派な本社ビルを構えていて、
その他にも、石川県河北郡津幡町に「物流センター」を有していますし、
営業拠点も、富山支店、福井支店、宇都宮支店、新潟支店など、全国8ヶ所に有しています。
同社は、外壁リフォームの受注件数が、創業してからの17年間で4万3000件以上に達していますし、
その後も順調に件数を増やしていまして、2014年の9月に発行された業界紙
「リフォーム産業新聞」の中で発表されていた「都道府県別リフォーム売上ランキング」に於いて、
石川県内で堂々の1位(売上高は63億3000万円)に輝いていました。
また、同社の主要取引先には、アルミサッシで国内トップクラスのシェアを誇る「YKK・AP株式会社」など、
いくつもの大手企業が名を連ねていますし、「YKK・AP株式会社」が手掛けた新商品の外壁「エルモストーン」は、
「株式会社松下サービスセンター」のみが今年から全国で先行販売を許可されていることなどから、
同社の代表を務めている河崎オーナーは、「リフォーム業界の有力者」と言えます。
そして、河崎オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2011年のことで、
その年は「2勝・獲得賞金2490万円」という成績でしたが、
2012年は、シルポートでマイラーズCを制したことや、
ハクサンムーンで京阪杯を制したことで、
「9勝・獲得賞金2億2600万円」としていましたし、
2013年も、ハクサンムーンがアイビスSDとセントウルSを制したことで、
「2勝・獲得賞金1億9315万円」という成績を残していました。
ただ、昨年と一昨年は、
2014年→0勝・獲得賞金4165万円
2015年→2勝・獲得賞金7716万円
と2012年や2013年と比べて大きく数字を下げておりました。
それに、JRAの重賞では、2013年にハクサンムーンが
セントウルSを制してから、現在まで「30連敗中」となっています。
また、JRAで走らせているハクサンムーン以外の2頭は、
ハクサンフレンチ(牡4歳)→「19戦1勝」・獲得賞金2180万円
ハクサンルドルフ(牡3歳)→「2戦1勝」・獲得賞金650万円(本賞金400万円)
という成績で、どちらも本賞金は400万円に留めっているため、
すぐに重賞に出られる状況ではありません。
そして今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)
のオーシャンSにハクサンムーンを登録していますので、河崎オーナーの立場でしたら、
「重賞の連敗を止めて、一気に賞金を稼ぎたい」と考えるでしょうね。
ですから、この馬を管理している西園調教師に対してメイチの勝負仕上げをお願いする可能性が高い筈ですから、
実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していきたいと思います。