国本哲秀オーナーがオールカマーに登録している、

ショウナンバッハについて。

国本オーナーは、「株式会社シナテック」の代表取締役社長を務めており、

少し前まで同社は、東京都台東区にある、「シナテック駒形ビル」に本社を構えておりましたが、

昨年の9月に、東京都中央区にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を移転しております。

1969年に設立された「株式会社シナテック」は、

「バンダイナムコ」、「セガサミー」といった大手玩具メーカーの商品開発や、

「エイベックスグループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷や、

更に最近では、「ワンピース」といった人気アニメ関連のグッズ制作や、

デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携して展開している

「レゴブロック・アンテナショップ」の運営などを主な業務としており、その内、

「レゴブロック・アンテナショップ」は、ここ数年、順調に店舗数を増やしており、




現在は、「アリオ八尾店」、「軽井沢プリンス店」、「越谷レイクタウン店」、「さいたま新都心店」、

「酒々井店」、「名古屋みなと店」、「北陸小矢部店」に加えて、

9月9日(金)には「幕張店」をオープンし、計8店舗を展開しているのです。

なお、同社のパートナー企業であり、同じ「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている

「株式会社ネットドリーマーズ」は、国本オーナーのご子息である恵嗣氏が代表取締役社長を務めており、

「週刊ベースボール速報」や「速報!サッカーEG」などのスポーツ情報サイトや、

「netkeiba.com」や「競馬総合倶楽部」といった競馬関連の情報サイトや、

料理研究家である小林カツ代さんのオリジナルレシピを見られる「KATSUYOレシピ」など、

IT関連の事業を幅広く手掛けております。

そして主要取引先には、「朝日新聞社」、「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」、

「ソフトバンクモバイル」、「電通」といった大手企業が多く名を連ねており、

現在は約70名を雇用しておりますので、同社の代表を務めている恵嗣氏も、

「父親譲りの優秀な経営者」と言えるでしょう。

また、JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが25年以上に及んでいる大ベテランで、

現在までに250頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、

2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、

2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルなどが挙げられます。

なお、現役の所有馬33頭の中で代表的な存在としては、

2014年の秋華賞と昨年のジャパンCを制するなど、

これまでに「6億0768万円」の賞金を獲得している「稼ぎ頭」の

ショウナンパンドラの名前が真っ先に挙げられるでしょう。

2014年の国本オーナーは、ショウナンパンドラや、

阪神ジュベナイルFを制したショウナンアデラなどの活躍により、

「重賞4勝を含む20勝・獲得賞金5億7309万円」という成績を残しておりました。

更に昨年は、ショウナンパンドラがジャパンCを制するなど、重賞2勝を含む20勝を上げ、

「7億3314万円」という過去最高の賞金を獲得しておりますので、

この数字にオーナーは大いに満足したことでしょう。




しかし今年は、ショウナンアポロンがマーチSを制しているものの、先週までで、

「10勝・獲得賞金2億2703万円」と、昨年のペースを大きく下回っております。

しかも、「稼ぎ頭」のショウナンパンドラは、今年のヴィクトリアマイルを走った後、

左前脚を骨折してしまい、復帰のメドが立っておりませんし、ショウナンアデラは、

前走の福島テレビオープンの後、左前脚の靱帯を痛め、幹細胞移植手術を行ったばかりで、

年内の復帰が難しい状況となっておりますので、現在の国本オーナーは、

「ショウナンパンドラとショウナンアデラの分を他の馬で稼ぎたい」と考えているでしょう。

そして、国本オーナーは今週、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)

のオールカマーにショウナンバッハを登録しておりますので、

この馬を管理している上原博之調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ております。


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