小林百太郎オーナーがジャパンCダートに登録している、

ニホンピロアワーズについて。

小林オーナーは工業用のピローブロックのトップメーカーとして、

国内はもとより、海外でも高い評価を受けている

「日本ピローブロック株式会社」の創業者であり、

現在も同社の名誉会長を務めております。

大阪の堺市に本社を構えている同社は、

1950年に創業し、

日本で初めてピローブロック(転がり式軸受ユニット)

の製造・販売を開始して以来、

同製品の専業メーカーとして、

順調に業績を伸ばし続けており、

現在では、標準的なベアリングだけで700種類以上、

ハウジングも300種類以上の商品を取り揃えています。

また、

これらの組み合わせによって構築できる

何千種類ものピローブロックが、

日本国内だけではなく、

海外の産業発展にも多大な貢献を果たしており、

現在では、アメリカのイリノイ州と、

中国の河北省のそれぞれに

現地法人と工場を有しておりますので、

同社を創業させ、現在も会長職として

同社を率いている小林オーナーが、

「優れた経営手腕を持つ人物」

であるのは間違いありません。

尚、堺市の市会議員を務めている

小林よしかさん(大阪維新の会)は、

小林オーナーのお孫さんで、恐らく、

「地元の発展に貢献したい」

というオーナーの思いを引き継いでいるからこそ、

政治の道を志したのでしょう。

そしてJRA馬主としての小林オーナーは、

キャリアが既に30年を超えている大ベテランで、

これまでに300頭近くを所有しており、

過去の主な所有馬には、

1984年のマイルCSなど

GIを3勝したニホンピロウイナーや、

1994年のCBC賞などを制した

ニホンピロプリンスといった重賞勝ち馬もいますので、

競馬界に於いても「誰もが認める大物」と言えます。

そして昨年は、

ニホンピロアワーズがジャパンCダートを制し、

ニホンピロウイナーで制した1985年のマイルCS以来、

27年振りのGI勝ちを果たすなど、

JRAで3勝を上げて

2億0992万円の賞金を獲得していました。

しかし今年は、

先週までに6勝を上げてはいるものの、

それ以外の馬が賞金の高いレースで

活躍できていないことが大きく影響し、

JRAでの獲得賞金は、

昨年の約2分の1となる

1億0805万円に留まっております。

よって、現在の小林オーナーは、

「今週以降のレースで多くの賞金を稼ぎ、
昨年の獲得賞金を上回りたい」

と強く望んでいる筈であり、

1着賞金が1億3000万円
(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の

ジャパンCダートをニホンピロアワーズで勝てば、

昨年の数字を大きく上回りますので、

私がオーナーであれば、

この馬を預けている大橋調教師に対して、

迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

そこでこの馬に関しては、

最終追い切りの内容など、

今後の状況を念入りに確認していただいた上で、

「馬券上での扱い」を判断したいと考えております。

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