海谷幸司オーナーがオーシャンSに登録している、

プリンセスメモリーについて。

海谷オーナーは、JR内房線の「木更津駅」からタクシーで10分ほどの場所にある、

「医療法人社団鵬会」の理事長を務められています。

「鵬会」は、敷地内に「高名清養病院」と「ケアセンターきさらづ」という2つの施設を所有しておりまして、

まず、糖尿病や高血圧などの長期療養を主な目的としている「高名清養病院」は、

病床数が272という規模を誇っている上、手厚いリハビリを行える体制が整っていますし、

「介護老人保護施設」の「ケアセンターきさらづ」も、「最大170名の受け入れが可能」という規模となっている上、

看護師が24時間常駐するなど、入所者が不便さを感じさせない体制となっております。

また、「鵬会」は、この「高名清養病院」と「ケアセンターきさらづ」のすぐそばに、

最大で140名の受け入れが可能な特別養護老人ホーム・「さつき園」という施設も有しておりますから、

理事長を務めている海谷オーナーは、間違いなく地域の方から非常に厚い信頼を寄せられていることでしょう。

そして、JRAの個人馬主としての海谷オーナーは、2004年頃から馬を走らせていて、

現役の5頭を含めて、これまでに17頭を所有しており、その中の代表馬としては、

2010年のクイーンCで2着になるなど、これまでに「1億6292万円」の賞金を獲得している

「稼ぎ頭」であるプリンセスメモリーが挙げられます。

しかし、キャリアが10年を超えている海谷オーナーは、これまでの重賞については、

プリンセスメモリーが2010年のクイーンCで2着に入ったことはあるものの、まだ、重賞を勝てていません。

また、海谷オーナーが所有しているプリンセスメモリー以外の4頭は、

スミレタンポポ(牝3歳)→「4戦1勝・獲得賞金610万円」
ダンガンコゾウ(牡3歳)→「6戦0勝・獲得賞金200万円」
サウスポールツアー(牝3歳)→「4戦0勝・獲得賞金50万円」
ミルキープリン(牝3歳)→「1戦0勝・獲得賞金0万円」

と、ほとんど賞金を稼げていない状況です。

そのため、現在の海谷オーナーは、「稼ぎ頭」のプリンセスメモリーに対して、

「他の馬の分まで稼いで欲しい」といった期待を寄せていると見ております。

よって、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の320万円)の

オーシャンSにプリンセスメモリー登録するにあたって、オーナーの立場でしたら、

この馬を預けている高橋義博調教師に対して渾身の勝負仕上げを依頼するでしょうし、

実際、最終追い切りについての内容も、

「この馬は、シルクロードSをフレグモーネのために回避していましたが、
それほど重い症状ではなく、少し休ませるだけで済んでいましたね。それか
らは、順調に調整されていて、今朝の最終追い切りは、ポリトラックに入れ
られて、全体が50秒8、終い1ハロンが12秒2という時計を馬なりでマ
ークしていました。今年で8歳になっていることもあってか、多少ズブいと
ころを見せるようになっていますが、それでも脚取りはとても強かったです
し、馬体のハリツヤも申し分ない状態に見えましたから、上位に食い込んで
くる可能性もあるでしょう」

という見込み通りのものでしたから、この状態であれば、

好レースが期待できると見込んでおります


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