寺田千代乃オーナーが寿Sに出走させる
マテンロウボスについて。
寺田オーナーの本業は、大阪府の大東市に本社を構え、
「0123」のテレビCMで有名な「アート引越センター」でお馴染みの、
「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長です。
1968年、「寺田運輸」として創業した同社は
1972年→「寺田運輸株式会社」として法人化
1976年→「アート引越センター」を創業
1977年→電話番号を「0123」にする戦略を決定
1981年→「東京本部」を開設
1986年→アメリカに拠点を開設
1989年→香港に拠点を開設
1990年→社名を現在の「アートコーポレーション株式会社」に改称
2005年→「東証一部」と「大証一部」に上場
2006年→「フットワークインターナショナル株式会社」を子会社化
2007年→「株式会社ダック」を子会社化
という形で順調に事業規模を拡大し続けております。
そして現在では、国内の支店数が「130」まで増えている上、上記の通り、
海外にも拠点を構えていて、直近の連結売上高(2013年5月期)は795億1600万円という業績で、
雇用している社員の数も2000名を超えているそうですから、
代表取締役社長としてこれらの事業を取り仕切っている寺田オーナーは、
「誰もが認める腕利きの経営者」と言えるでしょう。
そして馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせているベテランで、
これまでに40頭以上を所有していて、その内の代表的な存在としては、
2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、
2011年の中山大障害で2着となったディアマジェスティなどが挙げられるでしょう。
2011年の寺田オーナーは、ディアマジェスティなどの活躍により、
「6勝・獲得賞金1億2867万円」という過去最高の成績を残しておりましたが、その後の2年間は、
2012年→4勝・獲得賞金7139万円
2013年→2勝・獲得賞金2139万円
という数字に留まっておりました。
ですから、昨年を迎えた時点で寺田オーナーは、「巻き返したい」という思惑を抱いていた筈ですし、
実際に昨年は、「8勝・獲得賞金1億0048万円」という、前の2年を大きく上回る好成績を残しております。
ただ、寺田オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年の「セレクトセール」に於いても、
「リュシオルの2014」(牡・父ステイゴールド)を6000万円で購入するなど、
計4頭を総額1億7700万円で購入しておりますが、先ほど記した通り、昨年の獲得賞金は、
この金額を大きく下回っていますから、現在の寺田オーナーは、
「昨年のマイナス分を埋めるため、今年は早い内から多くの賞金を稼ぎたい」
とお考えになっていることでしょう。
そして明日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の
寿Sにマテンロウボスを出走させますので、「ほぼ間違いなく勝負懸かり」
と見ていましたし、最終追い切りについての報告が、
「昨日、Cウッドで一杯に追われて、全体が85秒8、終いが11秒9
という時計を出していました。馬場が渋っていたため、全体の時計は目
立つものではありませんが、鞍上が仕掛けると鋭く伸びていましたし、
馬体の張りや毛ヅヤも目立つものでしたから、キッチリ仕上がっている
と見ていいでしょう」
という内容でしたから、見込みは正しい筈です。