野田みづきオーナーがシンザン記念に登録している、

ミッキーアイルについて。

野田みづきオーナーは、「勘定奉行」で有名な

「株式会社オービック」の相談役を務めていまして、

ご主人の野田順弘(まさひろ)氏が、

同社の代表取締役会長です。

野田ご夫妻はお二人ともJRAの馬主資格をお持ちで、

みづきオーナーが「ミッキー」の冠名で、

順弘オーナーは、「株式会社ダノックス」の名義で

「ダノン」の冠名を付けて所有馬を走らせています。

みづきオーナーがJRAの馬主資格を取ったのは、

2002年頃で、

これまでにJRAで現役の24頭を含め

60頭以上を所有していて、

そのほとんどを「セレクトセール」で落札しており、

初めて参加された2004年から

昨年までの10年間で計71頭を

総額25億7450万円で購入したのです。

その中で、昨年の同セールでは、

「ミュージカルウェイの2012」
(牡・父ディープインパクト)を

1億円で購入したのを始め、

計8頭を総額3億7100万円で購入していました。

また、

同セールではご主人の順弘オーナーも、

「株式会社ダノックス」の名義で計11頭を

6億8200万円で購入していたため、

お二人合わせて、計19頭に

総額10億5300万円の資金を投じましたので、

お二人は、

「セレクトセールで使った資金を賞金で回収したい」

という思いを抱いて、

所有馬をレースに出走させていたことでしょう。

ただ、昨年のご夫妻の成績は、

みづきオーナー
→13勝・1億8425万円獲得

順弘オーナー(株式会社ダノックス)
→24勝・獲得賞金6億8922万円

という数字であり、

お二人の獲得賞金を合わせて

「8億7347万円」、その内、

馬主の取り分は8割となりますので、

実際に手にしたのは「6億9877万円」と、

「セレクトセール」で使った資金をまだ

3億5000万円以上も回収できていない状況となっているため、

今のみづきオーナーは、

「昨年のセールで使った資金をいち早く回収したい」

と考えている筈で、

1着賞金3700万円のシンザン記念をミッキーアイルで勝ち、

馬主の取り分である8割の2960万円を

一気に稼ぎたいと考えている筈です。

また、みづきオーナーは、

これまでにJRAで50回、

地方交流で1回、

持ち馬を重賞に使っていますが、

ミッキードリームを使った2011年の

朝日チャレンジCでの1勝のみとなっていまして、

それ以降は、連敗が「20」まで伸びているため、

「重賞の連敗を止めたい」

とも考えていることでしょう。

そこで、私がみづきオーナーの立場であれば、

ミッキーアイルを出走させるシンザン記念は、

「セールで使った資金を回収したい」、

「重賞を勝ちたい」

という思いを叶えるにはうってつけの舞台と考え、

この馬を預けている音無秀孝調教師に対して、

渾身の勝負仕上げを依頼しますので、

この馬に関しては、

実際の状況を最後まで念入りに

確認する必要があると思っております。

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