「根岸Sで注目すべき存在」と考えているのは、

一口馬主クラブの「セゾンレースホース」が

登録しているドリームバレンチノ。

「セゾンレースホース」の前身は、かつて、

クレジットカード大手の

「株式会社ジェーシービー」が母体だった

「ジョイ・レースホース」で、

2006年に、同じクレジットカード大手の

「クレディセゾン」がクラブを買い取り、

2007年から現在の名称となっています。

また、

クラブ法人の代表取締役を務めている稲田和房氏は

「VIPローンカード」や「おまとめローン」や

「不動産担保ローン」などを主に取り扱っている、

「株式会社セゾンファンデックス」の

代表取締役社長も務めており、

同社の経営方針について稲田氏は、

「顧客満足度ナンバーワンを目指す。

人に感謝される企業こそ存在意義がある」

と話していましたので、

「セゾンレースホース」の経営にも、

同じ心構えで臨んでいる筈です。

「ジョイ・レースホース」時代を含めて、

同クラブの過去の代表的な存在と言えば、

2002年の日経新春杯を制したトップコマンダーや、

2006年の神戸新聞杯と、

きさらぎ賞を制したドリームパスポートや、

2008年のシンザン記念を制した

ドリームシグナルなどが挙げられ、

現役の代表的な存在と言えばやはり、

既にJRAと地方で重賞を3勝している

ドリームバレンチノが挙げられるでしょう。

そして2008年の「セゾンレースホース」は、

「35勝・獲得賞金5億5449万円」

という過去最高の成績を残し、

それ以降も一昨年までは、

2009年→「21勝・獲得賞金4億2762万円」
2010年→「31勝・獲得賞金4億5597万円」
2011年→「24勝・獲得賞金4億6967万円」
2012年→「24勝・獲得賞金4億1444万円」

という安定した成績を残していましたが、

昨年は、「9勝・獲得賞金2億4733万円」という

前年までを大きく下回る成績に終わってしまいました。

よって、今年はクラブの関係者達が、

巻き返しに全力を注いでくることでしょう。

また、「セゾンレースホース」は、

「2013年度第1次募集馬」として5頭の受付を開始し、

今年の1月6日(月)からは、

「2013年度第2次募集馬」

として6頭の受付を開始というスケジュールで、

計11頭の「現2歳馬」の出資を募集しているのですが、

まだ1頭も満口となっておりません。

そこで、現在はクラブの関係者全員が、

「昨年からの巻き返しを図りたい」

という思いだけではなく、

「出資者を増やすため、過去の募集馬を活躍させたい」

という思いも抱いている筈です。

そして、1着賞金3700万円
(馬主の取り分は8割の2960万円)の

根岸Sをドリームバレンチノで勝てば、

出資を検討している顧客層に、

「セゾンの募集馬は走る」という印象を与えられ、

それがクラブに売り上げの増加をもたらすのは間違いありませんので、

この馬を、「最後まで注目すべき1頭」と考えています。

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