池谷誠一オーナーが府中牝馬Sに出走させる、
アミカブルナンバーについて。
池谷オーナーは、JR山手線の「代々木駅」のすぐ近くに本社を構え、
主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、
「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めております。
1985年の8月に設立された「株式会社ネクサス」は、
1994年から20年続いているテレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」や、
1993年から21年続いているテレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」といった、
長寿番組の制作を手掛けています。
同社の昨年(2013年6月期)の売上高は、一昨年と同じ27億円となっており、
それ以前も毎年のように20億円以上の売上を記録しているようで、主要取引先には、
「NHK」、「フジテレビ」、「日本テレビ」といったテレビ局はもちろんのこと、
「電通」、「博報堂」といった大手広告代理店も名を連ねていますので、
その代表取締役を務めている池谷オーナーは、「業界で大いに注目されている人物」と言えるでしょう。
ちなみに池谷オーナーは、毎年、会社の新年会に馴染みの寿司職人を呼び、
社員のために寿司を握ってもらうそうで、今年も、1月6日(月)には、
赤坂にある「鮨処いとう」の職人を会社に招いたそうです。
なお、JRA馬主としての池谷オーナーは、1989年から馬を走らせている大ベテランでして、
1992年の京王杯スプリングCなど重賞を3勝したダイナマイトダディや、
1999年の青葉賞とステイヤーズSを制したペインテドブラックや、
2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーンや、
2008年のユニコーンSを制したユビキタスなど、
これまでに150頭近くを所有しており、その内の21頭が現役です。
そして池谷オーナーは、ユビキタスで制したユニコーンSから現在まで、
6年以上も重賞を勝てていませんので、今は間違いなく、
「久々に重賞を勝ちたい」と考えている筈です。
また、池谷オーナーと言えば、これまで毎年のように競走馬セールに参加しており、今年も
7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」→9600万円を使い2頭を購入
8月25日(月)~28日(木)に行われた「HBAサマーセール」→460万円を使い1頭を購入
と、計3頭を総額1億0060万円で購入していますから、今はきっと、
「セールで使った資金を早く回収したい」とも考えているのは間違いないでしょう。
しかし、「セレクトセール」が終わってからの池谷オーナーの成績は、
「3勝・獲得賞金3320万円」に留まっており、今年のセールで使った資金の3割ほどしか回収できていません。
そのため、1着賞金5300万円(馬主の取り分は8割の4240万円)
の府中牝馬Sに出走させるアミカブルアンバーについては、
「何が何でも勝ってもらいたい」との思いで、池谷オーナーが、
この馬を管理している鈴木康弘調教師に対し、
メイチの勝負仕上げを指示していると見ておりました。
また、この馬の最終追い切りは、
「坂路に入れられて、全体が55秒6、終いが12秒3という時計を、
楽な手応えでマークしていましたし、馬体の張りや毛ヅヤも、デキがい
いことをはっきりと感じるものでしたから、力を出し切れる状態だと判
断して良さそうです」
という内容ですので、好レースが期待できるでしょう。
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