荻原昭二オーナーがクイーンCに使う、

ツクバアスナロについて。

荻原オーナーは、千葉県千葉市に本社を構え、

19万世帯以上の会員数を持つ互助会組織の運営などを主な事業としている、

「株式会社ライフランド」の代表取締役会長を務めています。

1967年創業と、長い歴史を持つ同社は、

互助会組織だけではなく、「ライフケア津田沼」など、

総合葬祭式場を全国に46ヶ所も有する

「株式会社ライフクリエイト」や、

茨城県土浦市にある「ラ・フォレスタ・ディ・マニフィカ」と、

千葉県茂原市にある「プラザヘイアン茂原」

という結婚式場の運営や、

茨城県つくば市にある「豊里ゴルククラブ」の運営なども手掛けています。

グループ全体の売上高は200億円を誇っており、

従業員も約1300名という優良企業でして、

その会長を務めている荻原オーナーが、

「とても優れた経営者」であるのは間違いないでしょう。

そして、荻原オーナーは、

1984年からJRAで馬を走らせており、

キャリア30年以上という大ベテランで、

1989年のフラワーCを制したリアルサファイヤなど、

これまでに130頭近くを所有しており、

その内、現役は12頭います。

ただ、

そのフラワーCから現在まで25年以上もの間、

重賞を勝てない状況が続いており、

重賞の連敗が「52」まで伸びていますので、

「早く重賞の連敗を止めたい」

と思っていることでしょう。

また、

これまで5勝を上げ、獲得賞金9528万円とし、

持ち馬の中で「稼ぎ頭」のツクバコガネオーは、

昨年は「7戦0勝」という成績だったため、

恐らく今は、荻原オーナーが、

「ツクバコガネオーの分も、他の馬に稼いでもらいたい」

と考えている筈です。

ただ、荻原オーナーは、今年に入ってから先週までで、

まだ1勝もできておらず、

獲得賞金は150万円に留まっているため、

1着賞金3400万円(馬主の取り分は8割の2710万円)の

クイーンCに使うツクバアスナロに関しては、

この馬を預けている菊沢先生に対して、

かなり勝負懸かった指示を出していると見ておりました。

この馬の最終追い切りについての報告も、

「12日(水)、ウッドでヴァールハイトとの併せ馬をこなしていて、
1秒2ほど先に行かせた相手に、馬なりで最後は同入していましたし、
全体が70秒2、終いが13秒2という時計も、
馬場が渋っていたことを考えれば十分なものでしたから、
厩舎が念入りに仕上げてきた筈です」

という見込み通りの内容でした。

これらの理由から、私はこの馬を、

「人気の有無に関わらず注目すべき存在」

と見込んでおります。

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