一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が
東京新聞杯に登録している、
レッドスパーダについて。
「東京ホースレーシング」の前身は
「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、
パチンコ機器販売大手
「フィールズ株式会社」の代表取締役会長であり、
JRAの馬主としては、
ペルーサやカジノドライヴでお馴染みの山本英俊オーナーが
クラブの権利を取得したからでして、
それからは、山本オーナーの奥様である洋子さんが代表を務め、
「レッド」の冠名で所属馬を走らせています。
「東京ホースレーシング」の
これまでの代表的な存在としては、
2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、
2010年の東京新聞杯と昨年の関屋記念を制した
レッドスパーダや、
2011年のシンザン記念などを制したレッドデイヴィスや、
2011年の七夕賞などを勝った
イタリアンレッドなどが挙げられるでしょう。
また、
2012年の同クラブの成績は前年と比べて、
2011年→「24勝・獲得賞金5億5150万円」
2012年→「28勝・獲得賞金3億7753万円」
と、勝利数こそ上回ったものの、獲得賞金は、
2億円近くも少ない結果に終わっていました。
しかし、昨年の「東京ホースレーシング」は、
レッドリヴェールが札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制し、
レッドスパーダが関屋記念を制するなど、
重賞3勝を含む40勝を上げ、
2012年の倍以上となる獲得賞金
7億5630万円という過去最高の成績を残しています。
ただ、
昨年の成績が出資者増加に直結していないと判断しています。
何しろ、同クラブは、計34頭いる
「2013年度募集馬」(現1歳世代)に関して、
募集中止となった1頭を除き、
満口となっているのは、昨年のエプソムCなど、
重賞を4勝しているクラレントの半妹にあたる
「エリモピクシーの2012」(牝、父ディープインパクト)
などの12頭で、
残りの21頭は現在も出資を受け付けておりますので。
よって、現在、クラブの関係者達は、
「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
出資者増加に繋げたい」
と考えている筈ですから、
東京新聞杯に登録しているレッドスパーダについては、
管理する藤沢和雄調教師に対して、
クラブの関係者から、
メイチの勝負仕上げの指示が出ている可能性が高い
と見ておくべきでしょう。
これらの理由から、この馬を
「人気の有無に関わらず注目すべき存在」
と見込んでおります。
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