島川隆哉オーナーがきさらぎ賞に登録している、

トーセンスターダムについて。

「トーセン」の冠名で馬を走らせている島川隆哉オーナーは、

宮城県仙台市に本社を構え、

健康食品「カニトップ」などの販売で有名な、

「株式会社ジャパンヘルスサミット」の

代表取締役社長を務めています。

JRA馬主としての島川オーナーは、

1998年から持ち馬を走らせ始めていて、

これまでの代表的な存在には、

2004年のオールカマーを制したトーセンダンディや、

2010年の中山記念を制したトーセンクラウンや、

2011年の天皇賞・秋などを制したトーセンジョーダンや、

2012年の京都新聞杯を制したトーセンホマレボシ

などが挙げられます。

また、

トーセンジョーダンが最も活躍した2011年の島川オーナーは、

重賞4勝を含む35勝を上げ、

9億9760万円の賞金を獲得していましたけど、

それ以降は、

2012年→重賞3勝を含む36勝・獲得賞金7億7392万円
2013年→重賞2勝を含む35勝・獲得賞金7億8301万円

と、いずれも2011年と比べて、

2億円以上も減っています。

その上、島川オーナーは、

北海道沙流郡日高町に生産牧場・「エスティファーム」、

千葉県香取市に育成施設・「エスティホースパーク」

を所有するオーナーブリーダーでありながら、

毎年のように競走馬セールで良血馬を購入していて、

昨年だけでも、「セレクトセール」で

「リリーオブザヴァレーの2013」(牡・父ディープインパクト)を

1億9000万円で購入するなど、

計16頭に総額7億7200万円の資金を使っていました。

更に、その他のセールで購入した馬を含めると、

計20頭に総額7億8650万円の資金を使っていましたので、

昨年の島川オーナーは、セールで使った資金を

回収できなかったことになります。

よって、

今年は島川オーナーが、

「昨年回収できなかった分も含めて、
できる限り多くの賞金を稼ぎたい」

と考えていた筈ですけど、

先週までの持ち馬の成績は、

「30戦1勝」という誰が見ても

明らかに物足りないものとなっていますので、

1着賞金3700万円(馬主の取り分は8割の2960万円)の

きさらぎ賞は何としてでも勝っておきたい筈です。

そのため、島川オーナーが、

トーセンスターダムを預けている池江調教師に対して、

かなり勝負懸った指示を出している可能性が高い

と見ていますので、

最終追い切りの内容を念入りに確認してまいります。

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