「社台グループオーナーズ」が

京都金杯に出走させる、

プリムラブルガリスについて。

社台グループがJRAの個人馬主に出資を呼び掛ける

「社台グループオーナーズ」は、

ベテラン馬主はもちろんのこと、

資格を取得したものの

「初めは費用を抑えたい」

と考えている馬主でも参加しやすいように、

1頭を10口に分けて共有するシステムを採用しており、

競馬新聞やスポーツ紙などの馬主欄に、

「吉田照哉オーナー」と
「吉田勝己オーナー」と
「吉田正志オーナー」の

名前が書かれている馬のほぼ全てが募集馬で、

プリムラブルガリスもその内の一頭です。

「社台グループオーナーズ」の過去の募集馬には、

オークスとエリザベス女王杯を制した
ダンスパートナーや、

高松宮杯とスプリンターズSを制した
フラワーパークや、

スプリンターズSとマイルCSを制した
デュランダルや、

ジャパンCを制した
スクリーンヒーローや、

オークスを制した
エリンコートなどが挙げられ、

最近では、

2012年の安田記念を制した
ストロングリターンや、

同年の朝日杯FSなどを制した
ロゴタイプなどが挙げられます。

また、

昨年の「社台グループオーナーズ」は、

ロゴタイプで制した皐月賞、

ムスカテールで制した目黒記念、

パドトロワで制した函館スプリントSなど、

設立してから最高となる重賞6勝を上げましたので、

この点に限っては、

関係者達が大いに満足している筈です。

ただ、

「社台グループオーナーズ」が、

昨年の5月10日(金)に発表した計82頭の

「現2歳世代の出資募集馬」については、

既に満口となっているのは、

募集中止となった1頭を除く69頭で、

残りの12頭は現在も出資を受け付けておりますので、

客観的に見て、

「昨年の好成績が出資者の増加に直結していない」

と思える状況となっているのです。

よって、

「社台グループオーナーズ」の関係者達が現在、

「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
早く全ての馬を満口にしたい」

と考えていると私は見ておりました。

そこで、

京都金杯に出走するプリムラブルガリスについては、

関係者から、

この馬を管理している庄野靖志調教師に対して、

メイチの勝負仕上げの指示が出ている可能性が高い

と見ていましたので、

最終追い切りの内容を確認したところ、

「12月30日(月)、レースでも乗る浜中君が坂路に入れて、体が52秒3、終い1ハロン12秒5と、あまり稽古駆けするタイプやないこの馬にしてみれば、ええ時計を出しとりました。そんでもって、1月3日(金)にも、浜中君が坂路に入れて、全体が53秒9、終い1ハロン12秒4と、立て続けにええ時計を出せとったことから、すこぶるええ状態と判断できますし、この仕上がりなら、間違いなく力は出せるでしょうな」

という見込み通りと感じられるものでした。

プリムラブルガリスは、

前走のリゲルSで9着だったため、

今回はそれほど人気にはならないでしょうが、

ハンデは54キロと手頃なものとなりましたし、

状態の良さを活かして上位に食い込み、

「高配当を演出」

という場面を想定しておくべきだと思っています

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