小林昌志オーナーが京都金杯に出走させる、

シャイニープリンスについて。

小林オーナーは1995年から持ち馬を走らせ始めて、

それから現在までに、

「コアレススタッド」の生産馬を中心に

220頭近くを所有しており、

その中で唯一の重賞勝ち馬は、

2010年のマーメイドSを制した

ブライティアパルスです。

一昨年の小林オーナーは、

「7勝・獲得賞金1億3247万円」

という成績を残しており、昨年は、

「14勝・獲得賞金2億0805万円」

という成績で、前年よりも勝利数で「7」、

獲得賞金で「7558万円」も上回っておりますが、

このことだけで、

小林オーナーが「満足」

と考えている可能性はないと判断しております。

と言いますのも、

小林オーナーの所有馬が最後に重賞を勝ったのは、

先ほど記した2010年のマーメイドSが最後で、

それから現在まで

「重賞では21連敗中」

となっているのですから。

尚且つ、

現在の小林オーナーは19頭を所有しておりますが、

その内、これまでに

1億0893万円の賞金を獲得している

「稼ぎ頭」のシャイニーホークは、

昨年3月の六甲Sを勝ってから

「6連敗中」となっており、

更に現在は放牧中となっており、

まだ復帰のメドは立っておりません。

そこで、現在の小林オーナーは、

「重賞の連敗を止めたい」という思いと、

「シャイニーホークの分を他の馬で稼ぎたい」

という思いの両方を強く抱いている筈であり、

1着賞金4000万円
(馬主の取り分は8割の3200万円)の

京都金杯をシャイニープリンスで勝てば、

二つの思いを一気に果たせる事となります。

よって、私が小林オーナーの立場であれば、

この馬を預けている栗田博憲調教師に対し、

迷わずメイチの勝負仕上げを指示しますし、

最近の稽古内容に関する報告も、

「12月30日(月)、坂路で一杯に追われて、終いは鋭く伸びていましたし、昨日も坂路で元気一杯の動きを見せていましたので、デキの良さには太鼓判を押せます」

というものでしたから、

上位に食い込む可能性が高いと考えておくべきでしょう。

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