アメリカのケリー・ブリーン調教師が遠征させてきた、

パンツオンファイアについて。

この馬は、11月15日(金)の

午前11時頃に成田空港に到着し、

その日の午後2時前に、

白井の競馬学校の国際厩舎に入りました。

カリフォルニアから輸送に24時間ほど掛かった為、

少し疲れが出たそうで、次の日は、

厩舎回りの曳き運動のみに留めていましたが、

その後の調整は順調に消化したそうです。

アメリカの競馬は全て左回りで行われている為、

右回りのコースに対応できるかが重要となってきますが、

阪神での調整内容を確認したところ

ラチ沿いを上手く周ってスムーズな動きを見せていて、

とても器用なタイプと言えます。

ですので、

その点については心配する必要はなさそうです。

パンツオンファイアを管理しているブリーン調教師は、

東海岸のニュージャージー州にある

モンマスパーク競馬場に厩舎を構えており、

2005年と2006年には、

競馬場のリーディングを獲るなど結果を残していて、

一昨年のベルモントSを

ルーラーオンアイスで勝っているように、

確かな腕を持っていると言えるでしょう。

また、このパンツオンファイアは、

一昨年のケンタッキーダービーで2番人気を集めるなど

3歳の頃から注目されていた上、

5歳となった今年に入ってからも

重賞を2つ勝っているように、

力があるのは間違いありませんから、

「大駆けの可能性が十分にある」

と見ておくべきだと思います。

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