「社台グループオーナーズ」が新潟大賞典に登録している、

デウスウルトについて。

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、

社台グループが出資を呼び掛けておりまして、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、

資格を取ったばかりで、「少しでも出費を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、

1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していまして、出馬表の馬主欄に、

「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田正志オーナー」などの名前が書かれている馬のほとんどが募集馬です。

もう引退した募集馬の中には、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、

高松宮杯とスプリンターズステークスを勝ったフラワーパークや、

スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、

ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、

オークスを勝ったエリンコートや、

安田記念を勝ったストロングリターンなど、

GIを勝った馬が何頭もいます。

しかも、現役で走っている募集馬の中にも、

2012年の朝日杯FSと2013年の皐月賞を勝ったロゴタイプや、

昨年の福島記念を勝ったミトラなど、重賞勝ち馬が何頭もいますので、

「さすがは社台グループ」と言えます。

ただ、これほど募集馬が走っていても、

「どの募集馬もすぐに満口」とはならないようで、具体的に書いておきますと、

「社台グループオーナーズ」は、全部で83頭いる「2014年度募集馬」の出資を、

昨年の6月から受け付けていますけど、その中で満口となっているのは76頭で、

「募集終了」と「募集中止」となった4頭を除く残りの3頭は、

受け付け開始から半年以上が経った今でも出資を受け付けしていま。

それに加えて、「社台グループオーナーズ」は、全部で計96頭の「2015年度募集馬」を発表しており、

5月中旬にそれらの募集価格を発表し、6月8日(月)にパンフレットを発送してから、

出資の受け付けを開始するスケジュールとなっております。

そのため、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、

2歳馬に関する「残りの3頭を少しでも早く満口にしたい」という思いと、

1歳馬に関する「初期段階の出資希望者を増やしたい」という思いを強く抱いている筈ですから、

間違いなく、「過去の募集馬をできる限り活躍させたい」と考え、

厩舎サイドにその思いをはっきりと伝えるでしょう。

更に今年に入ってからは、地方重賞では、

ララベルが南関東の浦和競馬場で行われた桜花賞を制したものの、

JRAの重賞では、既に5ヶ月以上が経つにも関わらず、先週までの時点で、

まだ1勝も上げられていませんから、現在、「社台グループオーナーズ」の関係者達が、

「そろそろJRAの重賞を勝ちたい」と考えているのは間違いない筈です。

そして「社台グループオーナーズ」は、新潟大賞典にデウスウルトを登録していますから、

この馬を預けている平田修調教師に、メイチの勝負仕上げをお願いしていると見ていましたので、

最終追い切りの内容を確認したところ、

「坂路に入れられて、全体が51秒4、終い1ハロンが
12秒4という時計をマークしていました。時計は優秀
なものでしたし、しっかりと折り合えていたので、これ
だったら、勝ち負けになる可能性が十分にありそうです」

というものでしたから、好レースが期待できると見ています。


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