庄野靖志調教師がファンタジーSに登録している、
グランシェリーについて。
庄野調教師は1987年の
阪神牝馬特別を勝ったシヨノリーガルや、
1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウ
などを生産したことで知られている庄野牧場の次男で、
現在はお兄さんの宏志さんが代表をしております。
日本大学の獣医学部を卒業した庄野調教師は、
1996年に競馬学校の厩務員課程に入り、
その後、
1996年のマーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、
1998年のウインターSを勝ったマチカネワラウカド
などを管理し、昨年の2月で引退した
高橋隆調教師の厩舎で10年ほど経験を積み、
2007年に厩舎を開業しております。
初めの年こそレースに使った頭数が少なかった為
4勝に留まったものの、その後は、
2008年→10勝・2億0998万円獲得
2009年→10勝・2億2010万円獲得
2010年→12勝・3億2943万円獲得
2011年→14勝・2億3771万円獲得
2012年→16勝・2億0998万円獲得
と安定して勝ち鞍を上げていて
今年も、先週までに16勝を上げ、
2億7632万円を獲得しております。
ただ、
重賞に関して言えば、庄野調教師のところは、
2011年の1月の平安Sをダイシンオレンジで勝ってから、
ご無沙汰の状況が続いていて、
現在、「15連敗中」となっているる為、
彼としては、
「とにかく重賞の連敗を止めたい」
という思いを強く抱いている筈です。
したがって、新馬、中京2歳Sと
連勝しているグランシェリーには、
大きな期待を寄せとる筈で、
庄野調教師がどんな仕上げを施してくるのか、
中間の様子を確認しましたが、
ここに向けてしっかりと仕上げてきた感があります。
また、
グランシェリーを所有している間宮秀直オーナーは、
今年から馬を走らせており、
重賞のここで結果を出しておけば、
庄野調教師に対するオーナーの信頼度は間違いなく高まる筈で、
当然、
「今後も馬を預けよう」
という話にもなるでしょうから、
師としては今後のことも見据えて
勝負を懸けてきたと判断するべきでしょう。
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