国本哲秀オーナーがエリザベス女王杯に登録している、
ショウナンパンドラについて。
「ショウナン」の冠名でお馴染みの国本オーナーは、浅草駅のすぐ近くにある、
「シナテック駒形ビル」に本社を構えている、「株式会社シナテック」の代表取締役社長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコ」、「セガサミー」といった大手玩具メーカーの商品開発や、
「エイベックスグループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けており、
埼玉県戸田市の「戸田競艇場」の近くにある自社工場には、
商品パッケージなどの大量印刷に対応できる、最新の生産体制を完備しております。
更に同社は、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携している、
「レゴブロック・アンテナショップ」の運営も行っており、現在は、
「軽井沢プリンス店」、「さいたま新都心店」、「越谷レイクタウン店」などの計6店舗を運営している他、
2001年頃から販売されている、「LEGO社」と「ANA(全日空)」のコラボレーション商品をプロデュースするなど、
大手企業とのタイアップ商品も取り扱っているようですから、同社のトップである国本オーナーが、
「優秀な経営手腕を持つ人物」であるのは誰もが認めるところでしょう。
ちなみに、「株式会社シナテック」の関連会社である「株式会社ネットドリーマーズ」は、
国本オーナーのご子息である恵嗣氏が代表取締役社長を務めており、
「netkeiba.com」や「競馬総合チャンネル」といった競馬関連の情報サイトなど、
IT関連の事業を幅広く手掛けている上、主要取引先には、
「三洋電機株式会社」、「ソフトバンクモバイル株式会社」、「株式会社電通」
といった大手企業が名を連ねておりますので、同社の代表である恵嗣氏も、
「父親譲りの優秀な経営者」と言えます。
なお、1991年からJRAで馬を走らせている国本オーナーは、
これまでに200頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、
2002年の高松宮記念とスワンS、2003年の阪急杯を制したショウナンカンプや、
2004年の阪神JFを制したショウナンパントルや、
2005年の新潟2歳Sを制したショウナンタキオンや、
2008年の共同通信杯を制したショウナンアルバなどが挙げられ、
現役馬の代表的な存在としては、2012年の産経大阪杯を制したショウナンマイティや、
今年のニュージーランドTを制したショウナンアチーヴや、
今年の青葉賞を制したショウナンラグーンや、
今年の秋華賞を制したショウナンパンドラなどが挙げられるでしょう。
昨年の国本オーナーは、重賞は勝てておらず
「5勝・獲得賞金3億1672万円」という成績を残しておりましたが、
今年に入ってからは先週までの時点で、先ほど記した重賞の3勝を含め、
「17勝・獲得賞金4億7495万円」の過去最高の賞金を稼いでいるのですから、
この数字に関しては、大いに満足していることでしょう。
ですが、国本オーナーが今週以降も貪欲に勝利を追求してくると判断しております。
何故なら、国本オーナーは現在、37頭を所有しており、
その内の「稼ぎ頭」は、これまでに3億1266万円の賞金を獲得しているショウナンマイティですが、
この馬は、2012年の産経大阪杯を制してから「9連敗中」と、
もう2年以上も勝てていないのですから。
よって、私が国本オーナーの立場でしたら、
1着賞金が9000万円(馬主の取り分は8割の7200万円)
のエリザベス女王杯に登録しているショウナンパンドラで、
「ショウナンマイティの馬の分まで賞金を稼ぎたい」
と考え、この馬を預けている高野調教師に対して、お釣りを残さない勝負仕上げを依頼します。
そのため、最終追い切りの内容を確認したところ、
「今朝、坂路で、全体を53秒4、終い1ハロンを12秒3という
時計でまとめていました。1週前にビッシリ追って、最終追い切り
は、軽めに追う流れで仕上げてるのですが、今回もそのパターンで
やっていました。動きを見る限り、デキ落ちの心配は全く心配ない
でしょうし、秋華賞の時と同じようないいレースができそうです」
という内容でしたから、見込みは正しかったと確信しております。
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