菅原調教師がユニコーンSに登録している

ペアンについて。

菅原師は1964年に、

茂木為二郎調教師の厩舎で騎手としてデビューし、

1975年の春には、カブラヤオーとテスコガビーに騎乗して、

春のクラシック4戦を全て勝つという偉業を達成しています。

1976年に師匠の茂木調教師がお亡くなりになって、

次の年には、調教中の落馬で大ケガをして

長く休まなければならなくなるという、

不運が続いた時もありました。

でも、復帰してからは、

ミナガワマンナに乗った1981年の菊花賞、

ホリスキーに乗った1982年の菊花賞、

ダイシンフブキに乗った1985年の朝日杯FSなどを勝ち、

調教師の試験に受かった1992年に乗り役を引退しました。

デビューした1964年から引退までに乗り役として残した実績は、

7つのGIを含む重賞36勝、

通算で769勝という素晴らしいものでした。

そして彼は、その1993年に自分の厩舎を開業し、

最初の年は「3勝・獲得賞金4455万円」という成績で、

その後も、成績が伸び悩んでいましたが、

2000年に「13勝・獲得賞金1億5996万円」という成績を残すと、

その後はコンスタントに2桁勝利を記録し、

2003年には、東京オータムジャンプSに使ったテンビーエースで初めて重賞を勝ち、

2010年には、中山記念をトーセンクラウンで勝ち、

これまでに重賞2勝を含む224勝を上げています。

ただ、先ほど書いた通り、

菅原師は騎手時代に大きなレースを数多く勝っている訳ですから、

調教師としてまだ重賞を2つしか勝てていない現状には、

決して満足していない筈です。

しかも彼の厩舎の成績は、過去3年、

2011年→8勝・獲得賞金1億6030万円
2012年→5勝・獲得賞金1億1511万円
2013年→10勝・獲得賞金1億6574万円

という数字に留まっています。

そのため、私が菅原師の立場であれば、

「とにかく結果を残したい」

と考えますし、実際、先週までの彼のところの成績は、

「6勝・獲得賞金6781万円」と

昨年の同じ時期(1月~6月の3週目まで)の

「4勝・獲得賞金6010万円」という数字を上回っています。

ただ、師のところは、2007年に、

これまでで一番多い17勝を上げ、

2億6365万円の賞金を獲得していましたから、その年と比べると、

勝ち星は大幅に少なく、

賞金も1億円以上も少なくなっているため、

きっと菅原師は、この状況に危機感を感じていることでしょう。

それに彼の厩舎は、トーセンクラウンで中山記念を勝ってから、

4年以上も重賞はご無沙汰となっていますので、

「重賞を勝ちたい」と思っている筈です。

そのため、ペアンの最終追い切りを念入りに見てきたのですが、

南ウッドでトーセンシーザーと併せて、コンマ8秒ほど先行
していた相手に、楽に並びかけて、最後は同入していました。
完全に馬なりでしたから、全体が67秒1、終いが13秒6
と、時計はそれほど目立つものではなかったのですが、動き
そのものはとても軽快なものでしたし、馬体の張りや毛ヅヤ
も目を引くものでしたから、完調と見て良さそうです。

この馬は、東京のダートでは、4戦して、

2勝2着1回3着1回と、ほぼ完璧な成績を残していますし、

力を出し切れるデキに仕上がっていると感じられましたから、

人気の有無に関係なく、

注意が必要な1頭だと見ています。

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