「株式会社ダノックス」がみやこSに登録している、
ナイスミーチューについて。
「株式会社ダノックス」の代表者である野田順弘氏が、
会計ソフト「勘定奉行」でお馴染みの
「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、
奥様の野田みづきオーナーが、
同社の相談役を務めているのは、
ご存知の方も多いと思います。
野田オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、
2000年のことで、
2002年から馬主名義を個人から法人の
「株式会社ダノックス」に変更しました。
そして野田オーナーは現役の41頭を含め、
個人名義と法人名義を合わせて、
これまでに130頭以上を所有されていまして、
これまでの代表的な存在としては、
2010年のNHKマイルCを制した
ダノンシャンティや、
2012年のシリウスSを制した
ナイスミーチューや、
今年の京都金杯と富士Sを制した
ダノンシャークなどが挙げられ、
これらの馬の活躍により、
重賞9勝の実績を残しています。
また、野田オーナーと言えば、
奥様の野田みづきオーナーとご夫婦揃って、
毎年のように「セレクトセール」で高額馬を購入していて、
た今年の同セールでも、
順弘オーナー:「株式会社ダノックス」の名義で
17頭を6億8200万円で購入
みづきオーナー:ご自身の名義で
8頭を3億7100万円で購入
と、お二人で計25頭に
総額10億5300万円の資金を投じていました。
ただ、
「セレクトセール」以降から先週までの、
「株式会社ダノックス」と野田みづきオーナーの持ち馬の成績は、
「株式会社ダノックス」
→8勝・獲得賞金2億0191万円
野田みづきオーナー
→2勝・獲得賞金7787万円
と、ご夫婦合わせて獲得した賞金は、
セールで使った資金のおよそ4分の1程度にあたる
2億7978万円という状況ですから、
現在は間違いなく、
「セールで使った資金を早く回収したい」
という思いをお持ちの筈です。
そこで野田オーナーが、
賞金の高い重賞を全力で勝ちにくると見ていて、
実際に今週は、
優勝賞金3500万円
(馬主の取り分は8割の2800万円)の
みやこSにナイスミーチューを登録してきましたので、
この馬を管理している橋口調教師に対しては、
オーナーから「勝負懸かった指示が出ている」
と考えられますので、
今後の調教や関係者の動向を注視していきたいと思います。
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