北側雅司オーナーが

デイリー杯2歳Sに登録しているモズハツコイは

「積極的に買える」かもしれません。

北側オーナーは

「株式会社グランプリ」の創業者で、

現在はご子息の司氏が同社の代表取締役を務めています。

1977年、図書販売会社として創業された同社は、

当初、教育関連事業を柱としていましたが、

1987年に「グランプリエステート株式会社」を設立してからは、

不動産事業を拡大していき、

現在は、4棟の住居用マンションと

6棟のオフィスビルを保有しており、

その他にも、

映像の企画や制作や配信といったエンターテイメント事業や、

エステ事業などの幅広い分野で事業を展開していますので、

創業者の雅司オーナーが、

「優秀な経営者」であるのは間違いありません。

そして、

北側オーナーがJRAで個人名義の所有馬を走らせ始めたのは、

2006年のことでして、

それから現在までに40頭近くを所有しており、

その内の「稼ぎ頭」は、

2009年の函館スプリントSを勝つなど、

2億1646万円の賞金を獲得した

グランプリエンゼルです。

また、

北側オーナーは、

「株式会社グランプリ」の名義でも所有馬を走らせており、

こちらは、

1998年頃から現在までに50頭近くを所有しており、

その内の「稼ぎ頭」は、

2010年の朝日杯FSと
2011年のNHKマイルCなどを勝ち、

これまでに4億5825万円の賞金を獲得している

グランプリボスです。

グランプリボスも2008年の「セレクトセール」に於いて、

2700万円で購入されているように、

北側オーナーは、ご自身の名義と

「株式会社グランプリ」の名義で

「競走馬セール」に参加することが多く、

今年も、

□北側雅司オーナー

「JRAブリーズアップセール」
→1860万円で2頭を購入

「セレクトセール」
→1900万円で1頭を購入

「セレクションセール」
→1190万円で2頭を購入

「HBAサマーセール」
→3頭を2880万円で購入

□「株式会社グランプリ」

「セレクトセール」
→8100万円で2頭を購入

と、2つの名義で計10頭に

総額1億5930万円の資金を使っています。

その為、北側オーナーは、

「セールの資金は持ち馬の賞金で回収しておきたい」

と考えている筈ですが、

「JRAブリーズアップセール」が終わった直後の

4月27日(土)~9月29日(日)までの所有馬の成績は、

北側オーナー
→2勝・獲得賞金2593万円

株式会社グランプリ
→2勝・獲得賞金2912万円

と、両名義合わせて獲得した賞金は5505万円と、

セールで使った資金の3分の1程度に留まっています。

よって、

今週以降は北側オーナーが賞金の高い重賞を

全力で勝ちにくると見ていますので、

1着賞金3600万円
(馬主の取り分は8割の2880万円)

のデイリー杯2歳Sに登録しているモズハツコイについては、

北側オーナーから、

この馬を管理している牧田調教師に対して、

メイチの勝負仕上げの指示が出ている可能性が高い

と見られています。

今後の動きに注目してみたいと思います。

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