「社台レースホース」は誰もが認める

「最大手の一口馬主クラブ」であり、

現在クラブの代表取締役を務めている吉田晴哉氏は、

社台グループの創業者である吉田善哉氏のご子息で、

社台ファームの代表
吉田照哉氏と、

ノーザンファームの代表
吉田勝己氏

とご兄弟です。

「身内にして最大のライバル」

と言える「サンデーレーシング」は、

昨年、ジェンティルドンナで制した牝馬三冠と

ジャパンC、オルフェーヴルで制した宝塚記念、

ディープブリランテで制したダービーなど、

重賞18勝を含む118勝を上げ、

1988年の設立以来、最高となる

38億7943万円の賞金を獲得しております。

しかし、

その一方で昨年の「社台レースホース」は、

フェデラリストが中山記念を、

ギュスターヴクライが阪神大賞典を、

サンカルロが阪神Cを制するなど、

重賞を9勝したものの、

GIを勝てなかったことなどが響き、

獲得賞金は23億2566万円と、

「サンデーレーシング」に

圧倒的な差を付けられてしまいましたので、

クラブの関係者全員が非常に悔しい思いを抱いたことでしょう。

その為、

今年は「社台レースホース」の関係者全員が、

「何が何でもサンデーレーシングを上回る」

という思いで所属馬をレースに出走させている筈であり、

実際、今年に入ってから先週までは、

グレープブランデーがフェブラリーSを制するなど、

重賞4勝を含む77勝を上げて

16億3018万円の賞金を獲得しており、

「69勝・獲得賞金15億5246万円」の

「サンデーレーシング」を抑え、

「馬主リーディング1位」の座をキープしています。

ただ、

「社台レースホース」の関係者達は、

先週までの結果に満足せず、

今週以降も貪欲に勝利を追求してくることでしょう。

何故なら同クラブは、

全部で86頭いる
「2013年度募集馬」(現1歳世代)について、

5月10日(金)→「募集馬リストの発表」

6月3日(月)→パンフレットの発送を開始

といったスケジュールで出資を受け付けていますが、

計86頭の内、

既に満口となっているのは61頭で、

「募集中止」

となった1頭を除く残りの26頭は、

今も出資を受け付けているのですから。

当然、

現在はクラブの関係者全員が、

「過去の募集馬を活躍させて、
今後の出資者増加に繋げたい」

と考えている筈であり、

実際に今週は以下の様に

多くの馬を特別レースに登録してきましたので、

「どれも勝負懸かりの可能性が十分にある」

と見ておくべきでしょう。

↓特別レース登録馬↓

アウトクラトール(スプリンターズS)
サンカルロ(スプリンターズS)
ハートビートソング(シリウスS)
ベストディール(秋風S)
フレイムオブピース(ながつきS)
マーブルカテドラル(芙蓉S)