ヴィクトリアマイルにローブティサージュを、

京王杯スプリングCにインプロヴァイズを登録している、

「シルク」について。

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブの「シルク」は、

福島県福島市に本社を構え、

電子機器の組み立てや加工などを手掛けている、

「月電工業株式会社」の関連会社です。

同社の代表取締役会長を務めている伊東純一氏は、

「グラス」の冠名を使用している法人馬主

「半沢有限会社」の代表でもありますので、

「シルク」の馬と「グラス」の馬が同じレースに出走してくる場合は、

「実質的に2頭出し」と考え、

「どちらが勝負懸かりなのか」

を慎重に検討するべきですが、

ヴィクトリアマイルと京王杯スプリングCには、

「グラス」の馬は登録していませんので、

「今回は純粋にクラブとして勝ちにきた」

と判断しています。

同クラブの代表的な活躍馬には、

1997年の有馬記念などを制したシルクジャスティスや、

2000年のオークスを制したシルクプリマドンナや、

2002年のデイリー杯2歳Sを制したシルクブラボーや、

2004年の日経新春杯と京都記念などを制したシルクフェイマスや、

2010年の東海Sなどを制したシルクメビウスや、

2012年の根岸SとカペラSなどを制したシルクフォーチュンや、

同年の阪神JFなどを制したローブティサージュなどが挙げられるでしょう。

「シルクホースクラブ」は、

「現2歳世代の募集馬」について、

昨年の9月17日(火)から出資の受け付けを開始しておりますが、

今年の5月1日(木)に募集開始となった2頭の

「追加募集外国産馬」を含めた60頭の内、

満口となっているのは29頭で、

募集中止となった2頭を除く残りの29頭は、

現在も出資を受け付けています。

しかも、来月から続々とデビューを迎える募集馬は、

入厩予定日が決まり次第、募集を締め切るのですから、

クラブの関係者達が、

「少しでも多くの馬を満口にして入厩させたい」

と考えているのは当然でしょう。

そのため、現在、クラブの関係者達は、

「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
残りの馬を早く満口にしておきたい」

と考えている筈ですから

現時点では賞金不足で除外対象となっているものの、

ヴィクトリアマイルに登録しているシャトーブランシュと、

京王杯スプリングCに登録しているインプロヴァイズについては、

クラブの関係者が、前者を管理している高橋義忠調教師と、

後者を管理している堀調教師に対して、

「何としても勝たせて下さい」

という指示をしている可能性が高いと見ておくべきでしょう。

また、今週の「シルク」は、ヴィクトリアマイルにシャトーブランシュを登録しており、

当日買い目をご希望の場合は
競馬会員にお申込み下さい。