了徳寺健二オーナーが小倉2歳Sに登録している、
ハルクンノテソーロについて。
了徳寺オーナーの本業は、「学校法人了徳寺学園」(東京都墨田区両国)の理事長です。
鹿児島県出身の了徳寺オーナーは、高校卒業後、
川崎製鉄(現在のJFEスチール)へ入社し、柔道部の監督兼選手として活躍しておりました。
その後、「オリンピックや国際大会で活躍する選手を育てたい」
という夢を抱いていた了徳寺オーナーは、同社を退職し、
まずは、選手育成の資金を得るために事業を興すことを考えたそうです。
そして、オーナーは、専門的な知識を得るため、5年間、専門学校で学び、
接骨院の多店舗展開などの事業で成功を収め、その後は、
2000年に「学校法人了徳寺学園」を設立し、「了徳寺学園医療専門学校」、
「了徳寺学園リハビリテーション専門学校」を開学すると、
2006年には、「了徳寺大学」を開学するなど、夢の実現に向けて、順調に事業を拡大しております。
また、2014年には、これまでの活動が認められ、
千葉県柔道連盟の名誉会長となっておりますので、
非常に多くの方が「尊敬すべき人物」と考えているでしょう。
なお、JRA馬主としての了徳寺オーナーは、昨年から馬を走らせ始めており、
これまでに13頭を所有していて、
昨年は、「3勝・獲得賞金2655万円」という成績を残しており、
今年に入ってから先週までも、「4勝・獲得賞金4150万円」と、
順調に勝利数と賞金を積み重ねております。
そして、了徳寺オーナーは、2014年から毎年のように「競走馬セール」に参加しており、
昨年も、「セレクトセール」に於いて、計3頭を1億5120万円で落札していた上、今年も、
□「千葉サラブレッドセール」→1頭を2160万円で落札
□「セレクトセール」→9頭を4億2660万円で落札
と、計10頭を総額4億4820万円で落札しております。
したがって、現在の了徳寺オーナーは、「セールで投じた資金を、所有馬で回収したい」と考えている筈であり、
今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)
の小倉2歳Sにハルクンノテソーロを登録しておりますので、オーナーであれば、
セール資金の回収に加えて、初の重賞勝ちを飾るために、
同馬を管理している高木調教師に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示する筈です。