武蔵野S(G3)で注目しているのは

馬場幸夫オーナーが出走させる

モーニン。

馬場オーナーは、広島県広島市の安佐南区にある、

「馬場眼科」の院長を務めております。

同医院は、「白内障」や「緑内障」の手術などで入院する方のために、

ベッドを20床近く完備していることから、

「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っている上、

馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっているため、

常に多くの患者が訪れており、土曜日の午後も診療を行なっておりますので、

その院長を務めている馬場オーナーは、

地域の方から非常に厚い信頼を寄せられていることでしょう。

なお、馬主としての馬場オーナーは、2007年からJRAで馬を走らせており、

2012年までは特に目立った成績を残していなかったのですが、

ベストウォーリアを出走させた2013年のユニコーンSで初の重賞勝ちを飾ると、

同年の朝日杯FSをアジアエクスプレスで制し、




初のGI制覇も成し遂げており、この年は最終的に、

「12勝・獲得賞金2億1980万円」という成績を残しておりました。

そして一昨年は、ベストウォーリアでプロキオンSを、

アジアエクスプレスでレパードSを制するなど、

「7勝・獲得賞金2億0516万円」という、

2013年と同水準の成績を残していた上、昨年は、

ベストウォーリアでプロキオンSを連覇するなど、

「12勝・獲得賞金2億5539万円」という、

過去最高の成績を残しております。

そして今年に入ってからも、モーニンで勝ったフェブラリーSと根岸Sを含め、

先週までに「10勝・獲得賞金2億7157万円」と、

既に昨年を上回る成績を残しております。

その大きな理由の1つとして挙げられるのは、

馬場オーナーが積極的に外国産馬を所有していることでしょう。

何しろ、獲得賞金上位の3頭は、

4億1119万円を獲得しているベストウォーリア
→2012年の「OBSスプリングセール」に於いて、
40万ドル(当時のレートで約3280万円)で落札

2億0573万円を獲得しているモーニン→
2014年の「OBSトレーニングセール」に於いて、
33万5000ドル(当時のレートで約3417万円)で落札

1億7633万円を獲得しているアジアエクスプレス
→2013年の「OBSトレーニングセール」に於いて、
23万ドル(当時のレートで約2208万円)で落札

と記せば分かる通り、3頭とも外国産馬となっておりますので。

また、この3頭を落札したのは「ノーザンファーム」
(名義はエージェントのナーヴィックインターナショナル社)でして、

その後、馬場オーナーの所有となっているように、




今後も馬場オーナーは、積極的に外国産馬を所有すると私は見ております。

そして、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)

の武蔵野Sにモーニンを出走させますので、当然、

「今後に向けて、ここで外国産馬の購入資金を確保したい」という思惑が込められている筈であり、

馬場オーナーが、この馬を管理している石坂正調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ておりました。

実際、最終追い切りについての報告も、

「坂路で強めに追われて、4Fが53秒5、終い1ハロンが12秒0
という時計を出しておりましたわ。テンから軽快な脚捌きで走ってお
りましたし、追い切った後の息の入りも良かったから、いいレースが
期待できる筈です」

というものでした。
そのため、この馬の上位入線を期待しております。

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