今のところ「スワンSで狙ってみたい」

と思っているのは、

近藤利一オーナーが登録している

アドマイヤセプター。

近藤オーナーは馬主歴が25年以上の大ベテランで、

ダービーを勝った
アドマイヤベガや、

朝日杯FSとフェブラリーSなどを勝った
アドマイヤドンや、

安田記念を勝った
アドマイヤコジーンや、

エリザベス女王杯を連覇した
アドマイヤグルーヴや、

宝塚記念などを勝った
アドマイヤムーンや、

天皇賞・春を勝った
アドマイヤジュピタ

といったGI馬を含めて、

これまでに300頭以上をお持ちになっています。

また、

近藤オーナーと言えば、

セールの会場で見掛けることがとても多くて、

実際、今年のセールでは、

「JRAブリーズアップセール」
→総額1900万円を使い1頭を落札

「セレクトセール」
→総額5億3600万円を使い計14頭を落札

「HBAセレクションセール」
→総額4600万円を使い1頭を落札

と、全部で6億0100万円を使って

計16頭を落札していました。

ですから、最近の近藤オーナーは、

「セールで使った分を、
持ち馬に稼いでもらいたい」

と思っていたのでしょう。

ただ、

一番多くの資金を使った「セレクトセール」の後、

先週までに近藤オーナーは、

延べ80レースに持ち馬を使っていますが、

その内、勝てたのは5戦だけで、

この間の獲得賞金も、

セールで使った金額の3割にも満たない

1億5687万円のみとなっています。

ですから今の近藤オーナーは、

「賞金の高いレースを勝って、
セールで使った資金を少しでも早く回収したい」

と考えている筈で、

アドマイヤセプターを登録している

1着賞金5500万円のスワンSは、

正に「うってつけの舞台」と言えます。

この馬を預けている橋田調教師に対して、

後のことを考えない渾身の勝負仕上げを

お願いしている可能性が高い為、

実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなどを、

じっくりと確認してまいります。

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