前迫義幸オーナーが府中牝馬Sに登録している、
ハピネスダンサーについて。
前迫オーナーの本業は、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、
電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の販売を主に手掛けている、
「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役です。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深浅に工場と「深浅事務所」を新設
2005年→資本金を1億円に増資し、大田区に「大井物流センター」を設立
2011年→中国の深浅にグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
といった形で順調に事業を拡大しています。
また、同社は、環境問題に積極的な取り組みをしていて、
「太陽光発電システム施工展」に何度もブースを出していますし、
2007年からは、同じくエコ運動に積極的なビーチバレーのスポンサーを務めていますので、
その代表を務めている前迫オーナーは、「未来を見据えた優秀な経営者」と言えます。
なお、JRA馬主としての前迫オーナーは、2003年から馬を走らせ始めていましたけど、
2009年までは全く賞金を稼げていませんでしたし、
2010年と2011年の賞金は、「それぞれ150万円のみ」に留まっていました。
でも、2013年にJRAで初勝利を飾ると、その年は、
「3勝・獲得賞金3180万円」と、一気に数字を伸ばしていましたし、
一昨年と昨年も、
2014年→3勝・獲得賞金4519万円
2015年→3勝・獲得賞金5992万円
と順調に成績を伸ばしていましたが、今年の前迫オーナーは、
これまでに「1勝・獲得賞金1905万円」という数字に留まっています。
ですから、1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の3280万円)
の府中牝馬Sをハピネスダンサーが勝てば、前迫オーナーにとって初の重賞勝ちを飾ることができる上、
獲得賞金も一気に昨年の数字を上回ることができますので、オーナーの立場でしたら、
この馬を預けている高野調教師に対して、メイチの勝負仕上げをお願いします。
実際、最終追い切りについての報告が、
「坂路で一杯に追われて、4Fが54秒3、終いの1Fが12秒9
という時計を出しておりました。力強い脚捌きで最後までしっかり
伸ておりましたし、息の入りも良く見えましたんで、休み明けでも
キッチリと力を出せるデキに仕上がったと判断していいでしょう」
という、見込み通りの内容でしたから、好レースが期待できそうです。