野田みづきオーナーが神戸新聞杯に登録している、
ミッキーロケットについて。
野田オーナーは、JR東京駅・八重洲口から徒歩で5分ほどの場所に「東京本社」を、
大阪を代表する繁華街・心斎橋交差点のすぐの場所に「大阪本社」を構え、
テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、
「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘氏の奥様であり、
自身も同社の取締役相談役を務めています。
1968年、大阪市西区にて、野田ご夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、
1971年に「東京支店(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、
1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、
現在では、東京と大阪の本社の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、
更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部に上場を果たした同社は、
最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、
「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2013年3月期」→売上高503億5100万円・経常利益214億7200万円
「2014年3月期」→売上高550億4000万円・経常利益248億8700万円
「2015年3月期」→売上高563億4400万円・経常利益277億2600万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けている上、
今年の4月25日(月)に発表された「2016年3月期」の数字も、
□売上高587億3800万円(前年比4・2%増)
□経常利益295億2100万円(前年比6・5%増)
という素晴らしいものだったように、
二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田ご夫妻は、お二人ともJRAの馬主資格を持っており、
みづきオーナーは2002年から馬を走らせ始め、現在までに80頭以上を所有していて、
その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、スワンS、
アーリントンC、シンザン記念、今年の阪急杯と、重賞を5勝しているミッキーアイルや、
2015年のオークスと秋華賞を制しているミッキークイーンが挙げられます。
そして、過去3年のみづきオーナーは、
2013年→「13勝・獲得賞金1億8425万円」
2014年→「16勝・獲得賞金4億8245万円」
2015年→「17勝・獲得賞金5億3339万円」
と、順調に数字を伸ばし、今年も先週までに「9勝・獲得賞金3億5500万円」としております。
ただ、みづきオーナーは、この結果に満足せず、今週以降も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、
今年も、7月11日(月)~12日(火)に行われた同セールに於いて、
計9頭に総額5億2056万円を投じておりましたが、
その後の獲得賞金は3714万円(馬主の取り分は8割の2971万円)と、
セールに投じた資金をほとんど回収できておりませんので。
そのため、現在のみづきオーナーは、「とにかく賞金を稼いで、回収のペースを早めたい」と考えている筈であり、
1着賞金5400万円(同4320万円)の神戸新聞杯にミッキーロケットを登録している今週は、
同馬を預けている音無調教師にメイチの勝負仕上げを依頼している可能性が極めて高いと見ておくべきでしょう。