佐々木主浩オーナーが紫苑Sに登録している、

ヴィブロスについて。

佐々木オーナーは、1990年に大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団して、

速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する投手として活躍し、

2000年にメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍してからも

大活躍した元プロ野球選手です。

一昨年、佐々木オーナーは、トルネード投法で活躍した野茂英雄氏と、

西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と一緒に野球殿堂入りを果たしていまして、

その年の12月2日(火)に行われた佐々木オーナーの野球殿堂入り祝賀パーティー)には、

横浜ベイスターズ時代の恩師である権藤博氏や、

シアトル・マリナーズ時代に同僚だったイチロー選手や、




プロゴルファーの青木功氏や、演歌界の大御所で馬主としてもお馴染みの北島三郎氏や、

アドマイヤの冠名でお馴染みの近藤利一オーナーなど、

総勢800名近くが出席したそうですから、佐々木オーナーは、

今も尚、球界に絶大な影響力を持っている人物と言えます。

また、佐々木オーナーは、札幌市中央区に1店舗、

仙台市青葉区に2店舗を展開しているKanakoのスープカレー屋さんを、

奥様の榎本加奈子さんと共同で経営するなど、

実業家としても手腕を発揮している方ですが、ご本人が最も力を入れているのはやはり、

TBSなどで行っている野球解説でして、

9月も横浜DeNAベイスターズの試合を担当します。

そして、馬主としての佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、

次の年にJRAの馬主資格を取得していまして、そのきっかけは、

鮨屋で偶然会った近藤利一オーナーから、馬主になることを勧められたからだそうで、

実際に、JRAで初めてお持ちになった馬には、近藤オーナーの冠名と、

佐々木オーナー自身の代名詞である大魔神を組み合わせた、

アドマイヤマジンという名前を付けていました。

そして、JRAの馬主資格を取ってから5年ほどは、

特に目立った成績を残せていなかったのですが、

2012年は、クイーンCをヴィルシーナで制し、

初の重賞勝ちを飾ると、同じ年の阪急杯とCBC賞をマジンプロスパーが勝つなど、

今までで最高となる3億1442万円の賞金を獲得していましたので、

佐々木オーナーにとって、大満足の一年だった筈です。

でも、その後の2年間は、

2013年→重賞2勝を含む6勝・獲得賞金2億2196万円
2014年→重賞1勝を含む6勝・獲得賞金2億1628万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいましたし、




昨年も、6勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどが影響して、

獲得した賞金が9456万円に留まっていましたので、

今年は佐々木オーナーが、巻き返しに全力を注いでくると、見ていました。

そして実際に今年は、シュヴァルグランで阪神大賞典を制するなど、

先週までで6勝・獲得賞金2億0652万円という、

昨年を上回るペースとなっていますので、見込みは正しかった筈です。

ただ、2012年の数字を超えるには、もっとペースを上げなければなりませんから、

きっと、今の佐々木オーナーは、重賞を勝って、一気に賞金を上乗せしたいと考えているでしょう。

そして、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)

の紫苑Sにヴィブロスを登録していますので、佐々木オーナーであれば、

この馬を預けている友道調教師に対して、メイチの勝負仕上げを指示する筈です。


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