一口馬主クラブの「社台レースホース」がラジオNIKKEI賞に登録している、
アッシュゴールドについて。
「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」で、
現在、クラブの代表取締役を務めている吉田哲哉氏は、
社台グループの創業者である吉田善哉氏のご子息で、
社台ファームの代表・吉田照哉氏のご子息です。
また、同クラブがこれまでに、ジェニュイン、バブルガムフェロー、
タイムパラドックス、ネオユニヴァース、ハーツクライ、ダンスインザムードなどで
多くのGIレースを制しております。
そして、この「社台レースホース」と「サンデーレーシング」は、どちらも「社台グループ資本」であるため、
「身内であり最大のライバル」と言うことができ、「馬主リーディング」に於いて、
1990年から2009年までの20年間、両者が1位となった回数を比較すると、
「社台レースホース」→18回
「サンデーレーシング」→2回
という形で「社台レースホース」が圧倒しておりました。
しかし、それから一昨年までは、4年連続で「サンデーレーシング」に「馬主リーディング1位」の座を奪われておりましたので、
昨年、「社台レースホース」の関係者達は、「必ず1位の座を奪還したい」と願っていた筈です。
そして昨年の同クラブは、イスラボニータが皐月賞とセントライト記念と共同通信杯を制するなど、
重賞を7勝したものの、「馬主リーディング」に於ける最終的な順位は、
1位:「キャロットファーム」→121勝・獲得賞金30億6028万円
2位:「サンデーレーシング」→102勝・獲得賞金25億5809万円
3位:「社台レースホース」→101勝・獲得賞金24億2695万円
というものでした。
また、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」も、
1位:「サンデーレーシング」→重賞7勝を含む52勝・獲得賞金15億9394万円
2位:「キャロットファーム」→重賞2勝を含む55勝・獲得賞金12億14444万円
3位:「金子真人ホールディングス」→重賞4勝を含む36勝・獲得賞金10億2608万円
4位:「社台レースホース」→重賞2勝を含む47勝・獲得賞金10億1444万円
と、「サンデーレーシング」に5億円以上、「キャロットファーム」に2億円もリードされ、
個人馬主である「金子真人ホールディングス」にもリードを許しておりますし、
リーディングも一つ下げているのですから、今週以降は全力で巻き返しを図ってくる筈です。
そこで、私が「社台レースホース」の関係者であれば、今後は間違いなく、「馬主リーディング1位の奪還」に本腰を入れるでしょう。
また、「社台レースホース」は、5月14日(木)に、
ダービー馬エイシンフラッシュの全弟にあたる「ムーンレディの2014」(父キングズベスト)や、
皐月賞馬ロゴタイプの全妹にあたる「ステレオタイプの2014」(父ローエングリン)など、
計88頭の「2015年度募集馬ラインナップ」を発表しており、この時期に過去の募集馬が活躍すれば、
出資を検討している顧客層に好印象を与えられ、それが「初期段階での出資者増加」に繋がり、
クラブに大きな利益をもたらすのは間違いありません。
そして、同クラブは今週、1着賞金3700万円(馬主の取り分は8割の2960万円)
のラジオNIKKEI賞にアッシュゴールドを登録してきましたから、「完全に勝負懸かり」と見ておりますし、
最終追い切りについての報告が、
「Cウッドに入れられて、全体が55秒1、終いが
12秒3という時計を出していました。馬なりでの
稽古でしたし、馬場が渋っていたことを考えれば、
時計はまずまずと言ってええでしょう。それに、コ
ンマ6秒前に行っていた併せ馬の相手、クィーンチ
ャーム(3歳未勝利)を力強い脚捌きで一気に交わ
して最後はコンマ2秒先着していましたし、馬体の
張りや毛ヅヤなども、デキの良さをハッキリと感じ
るでした」
というものでしたから、好レースが期待できる筈です。