府中牝馬Sに嶋田賢オーナーが登録している

ホエールキャプチャについて。

嶋田賢オーナーは千葉県の銚子市にある

「医療法人積仁会・島田総合病院」

の院長を務めています。

1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した同病院には、

現在、内科・循環器科・外科など、

全部で15の診療科目があり、

24時間体制の集中治療室や全個室の産婦人科病棟など、

「総合病院」の名に相応しい十分な設備を有している上、

何らかの事情で入院や通院が不可能な方のために、

「訪問看護ステーション」を開設するなど、

院外でのケアも手厚く行っているとのことです。

また、

初代院長の嶋田隆氏は、

1951年の4月から1978年の8月まで、

7期に渡り銚子市の市長を務めた経歴から、

誰もが「銚子の有力者」と認める存在ですし、

後を継いで院長となったご子息の嶋田賢オーナーも、

銚子市の発展を目指し、

青少年の健全育成などに力を注いでいる団体

「明るい社会づくり銚子推進協議会」

の会長を務めておりますので、

「親子揃って地元の名士」と言えるでしょう。

そしてJRA馬主としての嶋田オーナーは、

既にキャリアが30年を超えている大ベテランで、

これまでに70頭近くをお持ちになっており、

その中の代表的な存在と言えばやはり、

昨年のヴィクトリアマイルを勝つなど、

3億9200万円の賞金を獲得している

ホエールキャプチャです。

過去2年の嶋田オーナーは、

この馬の活躍などにより、

2011年→6勝
獲得賞金2億3989万円

2012年→6勝
獲得賞金2億1583万円

という成績を残しておりました。

しかし、

今年に入ってから先週までは、

「3勝・獲得賞金8432万円」という、

過去2年を大きく下回る成績に留まっております。

そこで、嶋田オーナーは

「今年の成績を、少しでも昨年や一昨年に近付けたい」

と考えている筈で、

1着賞金5100万円の

府中牝馬Sを勝つことに全力を注ぐでしょう。

また、

ホエールキャプチャを管理している田中調教師は、

嶋田オーナーと同じ銚子出身で、

「同郷の繋がり」があるとは言え、

現在の所有馬17頭の内、

7頭を預けてくれている嶋田オーナーに対して、

恐らく強い恩義を感じている筈です。

そして、

先ほど記した嶋田オーナーの状況は、

もちろん田中先生もよく分かっているのでしょうから、

「府中牝馬Sを勝って、オーナーに喜んでもらいたい」

と考え、自発的に勝負仕上げを施す可能性も大いに考えられます。

よって、

ホエールキャプチャに関しては、

両者の動向を最後まで念入りに確認した上で、

馬券の中でどう扱うのかを決定させて頂きます。

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