北所直人オーナーがファルコンＳに登録している、
ペイシャフェリシタについて。
北所オーナーは、新冠にある育成施設・「有限会社北所ファーム」の代表です。
「北所ファーム」は、１９８０年にできた育成牧場で、
最初は「５００ｍのダートコースと１５の馬房」という設備でしたが、
１９９５年に「５００坪の屋内調教場」を完成させて、
２００１年には「屋根付きで長さが６００ｍの坂路コース」を完成させるなど、
順調に規模を大きくしていました。
２００３年の８月には、「台風１０号」が直撃して、
屋根付きの坂路コースなどがほとんど壊れてしまうなど、大きな被害を受けましたが、
昔から付き合いのあった馬主さん達や銀行からの支援を受けて、
台風から２ヶ月後には、もう「屋根付きの坂路コース」を復旧させていました。
それからも、２００４年には「５５０ｍのウッドチップコース」を、
２００６年には「８００ｍのトラックコース」を新設して、
今まで以上に、どんどん規模を拡大していますから、
北所オーナーが代表をやっている「有限会社北所ファーム」に、
馬主さん達は安心して馬を預けているのでしょう。
ちなみに、北所オーナーがＪＲＡ馬主の資格を取ったのは、
１９８６年のことで、それから今までに１２０頭くらいを持っていて、２０１３年までの３年間は、
２０１１年→「５勝・獲得賞金５６１８万円」
２０１２年→「４勝・獲得賞金６４５９万円」
２０１３年→「８勝・獲得賞金７９８８万円」
という形で順調に獲得賞金を増やしていましたし、一昨年は、
２０１４年→「１１勝・獲得賞金１億５９７２万円」
と今までで一番の成績を残していました。
それに去年も、「８勝・獲得賞金１億２０６６万円」という、
前の年に近いまずまずの成績を残していました。
ただ、北所オーナーは、２０年以上もＪＲＡで馬を走らせていますが、
まだ重賞を勝てていませんから、きっと今は、「そろそろ重賞を勝ちたい」と考えているでしょう。
そして今週は、ファルコンＳにペイシャフェリシタを登録していますから、
オーナーの立場であれば、この馬を預けている高木調教師に、
迷わずメイチの勝負仕上げをお願いする筈なので、最終追い切りの内容など、
今後の動きをしっかり確認していきたいと思います。