水谷昌晃オーナーが朝日杯FSに出走させる、
ツーエムレジェンドについて。
水谷オーナーは、大阪府東大阪市に本社を構え、
金型用精密部品の製造や販売などを手掛けている、
「チャンピオン工業株式会社」の代表取締役を務めています。
1966年に創業された同社は、これまでに、
1976年→東海地区の販売拠点として「名古屋営業所」を開設
1977年→総工費1億円以上を掛け、東大阪市に本社と工場を移転
1980年→総工費1億円を掛け、「名古屋営業所」を現在の場所に拡張移転
1989年→関東地区の販売拠点として「東京営業所」を開設
1990年→総工費1億8000万円以上を掛け、三重県に「松坂工場」を新設
1993年→九州地区の販売拠点として、「福岡営業所」を開設
といった形で事業を拡大しており、現在では、
100名ほどの従業員を雇用しております。
更に同社は、国内だけに留まらず、
1999年には中国の上海に「上海創標模具工業有限公司」を設立、
2007年には韓国の富川(プチョン)に「CHAMPIONKOREA」を設立、
2011年にはインドネシアのジャカルタに
「PT.CHAMPION PRECISIONPARTS・INDONESIA」を設立と、
海外でも順調に事業を拡大しておりますので、同社を率いている水谷オーナーは、
周囲から非常に厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての水谷オーナーは、2012年からJRAで馬を走らせており、
それから現在までに計6頭を所有していて、
今までに総額2840万円の賞金を獲得しておりますが、まだ重賞は勝てておりません。
しかし、ツーエムレジェンドで朝日杯FSを勝てば、
「初の重賞勝ちがGI」という最高の結果となる上、このレースの1着賞金7000万円の内、
「馬主の取り分」にあたる8割の5600万円を一気に得られることとなります。
したがって、水谷オーナーの立場であれば、
この馬を預けている池添兼雄調教師に対してパンク覚悟の勝負仕上げを指示しますし、
最終追い切りについての報告が、
「坂路で一杯に追われて、全体が55秒0、終い12秒5という
時計を出しておりました。まあ、この時計は地味なものですが、
ヤネが仕掛けに素早く反応しておりましたし、脚捌きが力強くて
毛ヅヤの良さも目立っていたので、池添師が気合いを入れて仕上
げてきたんでしょう」
という内容でした。
これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と見込んでおります。