リゲルSで「注目すべき存在」として見ているのは、
杉岡時治オーナーが出走させる
シェルビー。
杉岡オーナーは、「杉岡実業株式会社」の代表取締役を務めており、
全国的に有名な繁華街、「すすきの」の中心地に拠点を構えている同社は、
複数の飲食店を経営しており、
その中には、同地で最大級の広さを誇る高級クラブの「ゴッドファーザー」や、
60名以上の女性が在籍している「ニューラウンジ・ヒルズ」などがあり、
現在は計5店舗を経営しております。
更に杉岡オーナーは、札幌市が寄附を募っている「さぽーとほっと基金」に、
これまで多額の寄付をしている上、地域に密着した社会奉仕活動を行っている、
「札幌フロンティア・ライオンズクラブ」の役員を務めたこともありますので、
地域の発展に大きく貢献していることでしょう。
なお、馬主としての杉岡オーナーは、2004年からJRAで馬を走らせ始めており、
これまでに12頭を所有しておりますが、現在の所有馬がシェルビーのみとなっております。
昨年の杉岡オーナーは、シェルビーが朱雀SとキャピタルSを制したことにより、
「5700万円」の賞金を獲得しておりましたが、今年に入ってからは、
同馬が「4戦0勝」という成績に終わっているため、
獲得賞金が「600万円のみ」と、昨年の1割ほどしか稼げておりません。
そこで、杉岡オーナーの立場であれば、
シェルビーを出走させる1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のリゲルSを、
「絶対に落とせないレース」と位置付け、この馬を預けている笹田調教師に対して、
お釣りを残さない渾身の勝負仕上げを依頼します。
また、最終追い切りについての報告が、
「坂路に入れられて、全体が54秒0、終い12秒5という
時計を出しておりました。完全に馬なりでしたことを考えた
ら、まあ合格点を与えられる時計ですし、毛ヅヤがピカピカ
で、脚捌きも力強いもんでしたので、キッチリ仕上がってい
るんでしょう」
というものでした。
そのため、この馬の上位入線を期待しております。