村上正喜オーナーが東京スポーツ杯2歳Sに出走させる、
カミノライデンについて。
村上オーナーの本業は、山形県東置賜郡の高畠町に本社を構えている、
「株式会社上和電機」の代表取締役です。
「山形新幹線」の「高畠駅」からですと、西口を出て駅前通りを500mほど進み、
国道13号線を右折し、それから北に2キロほど進み、
「株式会社幸博商事」というリサイクル処理の会社がある交差点を左折し、
それから500mほど進むと、右手に見えてくる真っ白な建物が、「株式会社上和電機」の拠点です。
1988年、個人企業の「上和電機製作所」として創業された同社は、
当初、配電制御盤の製造のみを行っておりましたが、徐々に事業を拡大し、
近年は、配電盤、制御盤、分電盤等の電気設備製造・販売及び同改修工事なども手掛けるようになっております。
名称が現在と同じ「株式会社上和電機」となったのは1999年のことでして、
その後も同社は順調に業績を伸ばしており、会社の規模も、
□平成13年1月→福島営業所(福島市鎌田)を設置
□平成16年3月→東京営業所(台東区台東)を設置
□平成16年4月→茨城営業所(水戸市袴塚)を設置
□平成19年1月→塗装部門として「株式会社上信塗装」を設立
と記せば分かる通り、順調に拡大を続けているのですから、
その代表取締役社長を務めている村上オーナーは、「素晴らしい経営手腕の持ち主」と言えるでしょう。
なお、馬主としての村上オーナーは、2005年からJRAで馬を走らせ始めていて、
これまでに20頭近くを所有しておりますが、まだ重賞を勝ったことはありません。
しかし、カミノライデンを出走させる東京スポーツ杯2歳Sを勝てば、
「初の重賞勝ち」となる上、このレースの1着賞金3200万円の内、
「馬主の取り分」にあたる8割の2560万円を一気に得られることとなります。
当然、村上オーナーの立場であれば、この馬を預けている高市調教師に対して、
迷わず「パンク覚悟の勝負仕上げ」を指示しますし、最終追い切りについての報告が、
「南ウッドで強めに追われて、全体が84秒2、
終いが13秒8という時計を出していました。雨
の影響で馬場が渋っていましたから、時計は掛か
ってしまいましたけど、とても力強い脚捌きを見
せていましたので、デキの良さには太鼓判を押せ
るでしょう」
という内容でしたから、「人気薄でも侮れない存在」と考えておくべきでしょう。